The Boys S4 E1-3
待ちに待った続編がアマゾンプライムにて公開された。
このドラマが面白いのは、現代アメリカで権力を濫用するスーパーヒーローに一般人が立ち向かうという構図。
(超)能力をもつスーパーヒーロー”Supes”に、能力を持たないパンピーがどう挑んでいくか。
そのハンディのでかさにハラハラする攻防戦の展開、一人一人のキャラの個性、キャラ間の関係が緊張感をはらみ織りなす伏線、悪趣味だがなぜか笑ってしまう超グロ描写。
Season5での終了が発表されたこともあって、Season4はクライマックスに向けて舞台装置を仕上げにいっている。
主要キャラ全員がパーソナルな問題を抱え、問題から目をそらすようにミッションに注力してはこじれてfucked up状態に陥り疲れ切り、前半最後のエピソードではBoys陣営は酒と大麻に逃げ、Seven陣営の二人はカウチでブルーミン・オニオンをツマミながら男女の関係になる。
こういう日常と仕事のコンボで来る閉塞感は誰もが感じるよねって、3話分を一気に頭出しして突き付けてくるのがうまい。
【英会話フレーズメモ】
海外ドラマや映画見たらメモっていき引き出しを増やしていこう。
"Blooming Onion"
花が咲いたような玉ねぎことブルーミン・オニオンは日本でも食べられるアウトバックステーキのバカでかいフライドオニオン。無性に食べたくなった。
”I've had a day”
「今日はいろいろあったから」こういうのパッと出るといい。
"To be a good skipper, you gotta be a right asshole"
ブッチャーがリーダー代理のマザーズミルクにいうこのラインが最高だった。
「いいリーダーの条件はクズであることだ」
薄っぺらい自己啓発本が教える「いいリーダーとはサーバントである」の対極にある。サーバント・リーダーってぬるくて好きじゃないんですよ。
"I'm thousand percent sure"
1,000%ってネイティブも言うんだな。昔、外国人に、100%以上を強調すべく"I'm two hundred percent sure!"っていったときに和製英語を指摘されたけど、1,000%はいいのか。wikipediaにもあった。
1000 percent - Wikipedia
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