金融機関面談

決算後の金融機関面談。今期は3〜5億円の調達を計画しているが、ありがたいことに面談した全金融機関からポジティブな返答をいただけた。
約10年前には考えられないことだ。〇〇〇万円さえ借りられず無知故の条件やけんもほろろな対応、真夏日に山◯さんとスーツを着て汗だくになりながら金融機関に挨拶周りしたのも懐かしい。
くわえて当時はどうすればお金を借りられるかばかりに頭がいっぱいで、金融機関がお金を貸したくなる会社になるための視点が抜けていた。貸してくださいではなく借りてくださいの状態にどれだけ会社をつくっていくか。

面談内容は主に決算の振り返りと今期の擦り合わせがメインだったが、借入額が大きいところは3〜5年後の数字計画や目指すべき姿も説明。
その中である担当の方が「本質的顧客価値を創造し、提供するとありますが具体的にどういうことですか?」と聞かれたのが印象深かった。きちんと会社に興味を持ち新しいビジョンを調べてくれているんだなと。
僕の理想である、お客様が本当に求める物=売れる物を、早く正確にキャッチアップする仕組み、そしてどこにも負けない品質の商品を製造する仕組み、この商売として王道をどれだけ徹底して磨いていけるか。今はまだ規模も小さく業態も注力しなければいけないけれど、この仕組みの輪を少しずつ広げていき、将来は必ずこの輪を世界規模にして商売をし、お客様に世界一の商品を届ける。それが本質的顧客価値を創造し、提供すること。
正直今の会社の規模や中身だと言葉が先に来ているけれど、金融機関にもきちんと信じてもらえるように有言実行で頑張る。

最後に、外食企業として何より嬉しかったのは多くの担当の方がプライベートでマウンテンブルのお店にご来店しリピートしていただいてくれていたことだ。言葉でどれだけ話すよりも、実際にお客様としてお店に来ていただき評価していただくのが信頼に最もつながる。逆も然り。

改めて外食経営者の評価されるべきかつ注力するのはシンプルにお店と財務三表。

まずは2024年9月に店舗QSC全店舗目標値達成、
そしてEBITDAの目標はもちろん、30〜50億を調達できる環境をしっかりと整える。
頑張ろう。

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