新店舗オープンの歴史

7/18に本格焼鳥渋谷たまやがオープンした。連日130様以上のお客様にご来店いただき、感謝と共にここからも気を抜かずに日々しっかりと改善していく。


歴代の撤退した店舗も含めると、マウンテンブルとしてこれまでに35店舗ほどのお店をオープンさせてきた。①創業初期の無し無し期、②試行錯誤期、③現在のスタイル、に分けて振り返ってみる。

①創業初期の無し無し期
文字通り、ノウハウや経験も無し、人手も無し、お金と余裕も無しの時期。オープンのマニュアルやスケジュール管理も無いのでとりあえず手当たり次第に非効率な準備をしたり、オープン準備に人手を回せないので営業終わりでそのまま徹夜で新店舗準備にいったり、お金が無く1日でも早く1円でも多く日銭を稼ぐために引き渡しから最短でオープンしていたり。人材研修なんて頭の片隅にもなかった。今思うと本当に情けない話であり、そんなバタバタで未熟な自分たちを応援し支えてくれた当時のお客様には申し訳なさと感謝でいっぱいだ。

②試行錯誤期
初のスケルトン出店であるふじ屋浜松町あたりから少しずつオープン準備の人手と研修にお金をかけるようになった。それまでの居抜き出店&マンパワー頼みの店作りとは違い、スケルトン出店かつ業態の幅としても次のステージにいけるかどうかの勝負であり、資金的にも失敗したら倒産だったためそれまで以上に負けられない闘いだったからだ。ただしこの時期も販促やキャンペーンなどはあまりかけず、オープン日から日々店舗を改善しジワジワと客数を伸ばしていく方針だった。


③現在のスタイル
基本方針は2つ。
・オープン日から満席の状態を必ずつくること。
(2回転を基準に、販促とオープニングキャンペーン等の最大化)
・オープン日から満席の状態でも必ずお客様を満足させること。(準備、研修の徹底)

過去には前文通りノウハウや余裕もなかったり、お客様を徐々に増やしていく方針の方が良いと思っていた時期もあったが、それは経営者としてのただの甘えだったと今は反省している。オープン日に合わせてしっかりとお客様に満足していただける万全の状態をつくり、1日目から売上の最大化をしていくのが今のマウンテンブルにとっての新店舗のオープンスタイルだ。もちろんそれでも至らぬ点があるのでそれは幹部を筆頭に最短で改善していく。



余談だが、とある社員から「オープニングキャンペーンでお客様をよんでも終了後に来ない可能性があるんじゃないですか?」と過去に聞かれたことがあるが、それはマウンテンブルとして一切気にしていない。もちろん再来店が無いお客様も一定数いるが、ほとんどのお客様がまたお店に来てくださる。しょせんキャンペーンは認知や初回来店のきっかけにすぎず、本質的な付加価値をきちんとお客様に提供すればお客様は必ず再来店してくださる。むしろキャンペーンに負けるような店舗や業態ならただの力不足なので更なる経営努力あるのみ。


と、長々と偉そうな事を書きましたが、今回の研修にかかった経費を見て半泣きでこのnoteを書いています。しばらくはモヤシ生活だな。
おす。一歩一歩頑張ります。

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