歌舞伎町

来週歌舞伎町店がオープンする。
20坪家賃○○○万円。イニシャル約6000万円。
歌舞伎町に限らずだかオープン前の時期は胃が毎日痛くなる。創業当初のお客様が来ない絶望感や資金が尽きるトラウマが今でも抜けないのだ。このトラウマに打ち勝つにはひたすら準備と改善を繰り返して売れない理由を全て打ち消していくのみ。

今回の歌舞伎町は芝浦ホルモンで勝負をする。以前ある方から「あのエリアは安いお店が沢山あるしお客さんの客層もそんなんばっかだから安売りにしないと売れないよ」とアドバイスをいただいた。僕も目先の売上だけならそう思う。単価を落とし回転を取っていく方があのエリアでは確実で簡単に売上を取れると思う。ただ今後10年先を見た時にきちんと単価を取れるお店作りをしていかないと飲食業として生き残れないと思い今回は芝浦ホルモンでいこうと決めた。
単価を上げることは飲食の経営者にとって1番難しく頭が痛い課題だ。原理原則から言うと、人、家賃、材料費、水道光熱費の高騰が続くのに合わせてしっかりと値上げはやるべき。ただしお店側が「諸々高騰してるので値上げしますね!」と言うだけで値上げを受け入れてもらえるほどお客様も甘くはない。飲食店なんざ日本にはくさるほどあるから他に行けばいいだけなのだから。
では単価を上げる、値上げをするにはどうしたらいいのか。その課題に対して自分達で出した答えが今のマウンテンブルのお店作りであり、今回の歌舞伎町での芝浦ホルモンだ。
もしかしたらアドバイスをいただいた方の言う通りかもしれない。外観デザインもあのエリアでは良い意味でも悪い意味でも目立っているし、メニューなども近隣の安売り店舗と比べると高いとお客様に言われるかもしれない。それでもしっかり自分達が出した答えに向かって、きちんと内外装に投資し、何処よりも新鮮で美味しいホルモンを仕入れて、オペレーション含め日々改善し、目の前のお客様に満足していただけるよう全力を尽くすのみ。
名実ともに歌舞伎町で一番のお店を目指す。

新宿もつ焼き芝浦ホルモン
8/17 16時グランドオープンです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!


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