Spark AR Studioでモデルをループさせて途切れなく出す
1. 概要
言葉でどうやって説明すればいいのか分からないのですが、例えばモデル3体が順番に画面の上端に動いていって、見切れたモデルが反対側から出てくることで延々モデルが出続けるように見えるようにしてみます。
Loop AnimationでPositionを変えつつ、Delayで3体のタイミングをずらしています。
2. 環境
Macbook Pro 15inch 2017 / macOS High Sierra 10.13.6
Spark AR Studio Version: 83.1.0.17.237
3. 参考サイト
上記の公式チュートリアルのテクスチャをアニメーションする部分を参考にしました。
4. 手順
4.1 モデルを用意して取り込む
Mixamoでお気入りのモデルとアニメーションを選んでダウンロードします。今回はLow Crawl、Running Crawl、Zombie Crawlの3種類のほふく前進のようなアニメーションにしてみました。本当はモデルも別のものを使ったほうが分かりやすかったのですが、Mixamoのモデルは容量が大きかったので全部同じモデルを使用しています。
Assetにドラッグアンドドロップしてから、Sceneに入れます。大きさや位置はいい感じに調整してください(今回は画面中央に張り付くように以下のようにしています)。
Animation Playback Controllerを作成し、モデルが動くようにします。詳しくは過去の記事を見てもらえると。
4.2 Patch EditorにTransformationsのPositionを追加
「Scene」のモデルを選択し、「Transformations - Position」の先頭にある矢印を押すとPatch EditorにPositionのパッチが追加されます。3体分行います。
4.3 画面タップをトリガに画面の下から上に移動するようにする
以下のようにパッチをつなぎます。とりあえず1体ですが、画面をタップすると下から上に移動し、画面の上に出ると今度は下から出てくるようになったかと思います。
4.4 タイミングをずらして3体が順に移動するようにする
Delayを入れて3体が順番に移動するようにしました。Durationなどもいい感じになるように調整しました。
育児や作品制作に活用させていただきます。