Spark AR Studioでモデルをランダムに切り替える

1. 概要

SparkAR Studioでランダムで3体のモデルの表示を切り替える方法です。
Patch Editorを使っています。もっといい方法があるのではと思いますが、とりあえずできたのでメモしておきます。

Spark AR Studioで遊んでいるので、去年撮ってもらった自分のモデルを引っ張り出してきた。タップ毎にランダムで切り替え。画面内でだけは運動神経がいい。 pic.twitter.com/TOSarXwn2U

— yujimiyano (@yuji_miyano) March 10, 2020

2. 環境

Macbook Pro 15inch 2017 / macOS High Sierra 10.13.6
Spark AR Studio Version: 83.1.0.17.237

3. 参考サイト

FBXモデルの取得からアニメーション再生まではこの通りやればOK

4. 手順

4.1 FBXモデルの取得

Mixamoに行き、上のタブから好みのキャラクターとアニメーション選んで右の「ダウンロード」ボタンを押して3種類ダウンロードしましょう。

自分の場合は以前スキャンしたモデルがあったので、それをアップロードしてからアニメーションを選択してダウンロードしています。

4.2 Spark AR Studioへの取り込み

ダウンロードしたfbxファイルをSpark AR Studioの「Asset」エリアにドラッグアンドドロップして、シーンに持っていきます。Viewにモデルが表示されると思います。

4.3 アニメーションの再生

「Asset」エリアの下にある「Add Asset」を押し、「Animation Playback Controller」を追加します。
Animation Playback Controllerを選択し、右側のメニューの「Animation Clip」で「Mixamo.com」を選択します(取り込んだ順にMixamo.comの後に数字が追加された名前になっています)。

「Scene」エリアのそれぞれのモデルを選択し、右側のメニューの「Animation」で先程追加したAnimation Playback Controllerを選択します。

Viewのモデルもようやく動き出すと思います。

4.4 ランダムに表示を切り替える。

「Scene」エリアのそれぞれのモデルを選択し、右側のメニューの「Visible」の先頭の矢印を選択すると「Patch Editor」にパッチが追加されます。

画面のタップを検出するパッチを追加します。
「Patch Editor」エリアの下にある「Add Patch」を押し、上の検索窓に「tap」と入力し、「Screen Tap」を選択します。

同様に「Random」、「Floor」、「Value」、「Equals Exactly」を追加し、下の図のように通知を設定、接続します。

シミュレーター右上のメニューバーを選択し、「Simulate Touch」を選択します。シミュレーターの画面をタッチするとランダムに取り込んだキャラクターが表示されます。

ただアニメーションが途中から再生されますので、以下のように「Reset」を接続します。(「Pulse」は自動的に追加されました。便利。)