見出し画像

効果を高めなければ意味ない→小学校で教科担任制を成功させる視点7

教科担任制とまでいかないが、4クラスで交換授業をしている。
他のクラスに週2時間ずつ入っている。


小学校でも担任全員で学年を見ようという流れが強い。
それは、教員の授業準備が楽だから、という流れで行われることが多いが、
それだけでは失敗すると感じている。

1ヶ月半取り組んできて感じたことをまとめてみる。


同じ熱量で授業できるか。
他のクラスで授業する時に、自分のクラスと同じ熱量で授業できるかということ。
人のクラスだから、ちょっと手を抜いてしまえ、
何か、児童指導的なことがあっても、面倒だから見逃してしまえ、
という気持ちでは、成功しない。


子供の名前を覚えようとしているか。
他のクラスで授業する時に、填補で授業する様な感覚で、
十把一絡げで授業していないか。
ちゃんと一人ひとりを理解しようとしているか。


情報を交換しているか。
気になる児童はかならずいるもの。
その様子を情報交換しているか。
対応の仕方など、引き継いでいるか。


授業を向上しようとしているか。
4回も授業するのであるから、その都度修正ができる。
同じ授業をしようとせず、常に修正しようとできるか。。


子どもに合わせようとしているか。
同時に違う子どもである。
子どもによって、授業を微修正することも必要である。


比べてはいけない。
◯組はこうだった、などと他のクラスと比べてはいけない。
そのクラスの成長を伝え続けられるか。


見に行けるか。
自分のクラスが他の先生の授業を受けている様子を見に行けるか。
違う姿を見ることができる。そこから学ぶことは多い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?