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考えをアップデートするって大事だな

一昔前、いや、もう二昔とか三昔も前の時代、僕がまだ中学生だった頃、

野球選手はプールに入ると肩が冷えて肩を壊す

ということが少なくとも僕の周囲では信じられていて、僕たちの中学野球部員は、代々プール禁止でした。
(僕の中学にはプールがなくて、夏休み期間中には市民プールの無料券綴りが全生徒に配られてましたが、野球部員はそれを他の生徒にやってました。)


▼ 時代は変わる

時は流れて間もなくして、水泳って身体にはとても良い運動で、しかも、肩が冷えて肩を壊すなんてことは完全な迷信だということが言われ出して、そのうち野球選手だろうがなんだろうが、プールで泳ぎたきゃ泳げば良いじゃんってふうになりました。
たぶん、僕の中学も、僕らが卒業してから、野球部員も無料プール券を思う存分使ったはずです。

また、練習中に水を飲むとバテる、などということも、少なくとも僕の周囲では信じられていて、練習中はもちろん、試合中も、およそ水分補給というものは、タブーとされていました。
それが僕が高校に上がると、高校の野球部では、グランドに麦茶が置かれていて、合間合間に先輩たちがその麦茶飲んでて、かなりの衝撃を受けたことを、鮮明に覚えています。
練習中や試合中の水分補給に関しては、今はもう、常識となっています。


▼ アップデートするって大事

プールに入るな、水を飲むな、などは、今となっては笑い話的に語られるわけですが、当時は本当にそれが多くの人に信じられていて、実際に現場で行われていた、今考えるとそら恐ろしいことです。
でも、みんなが考え方をアップデートしたから、それが変わったわけです。

こうやって、考えをアップデートするってとってもとっても大事だと僕は思っていて、それをやらないとすると、いまだに、プール禁止!とか、水は飲むな!とか言い続けるってことになる訳です。

プール禁止や水飲むなの話は、そんなアホなってなるけど、僕らは気を付けておかないと、この

考えをアップデートする

ということをやってない状態に、簡単に陥るんですよね。

例えば、どんなに最新の科学的根拠に基づく方法あったとしても、それは、


今の時点では最も正しいらしい

ということに過ぎなわけで、未来永劫その方法が正しくあり続けるかというと、それは分からない。

だから常に、

今はどうなのか?
今もこれで良いのか?

ということはチェックしなきゃいけないし、

より良くするには?

とか

より上手く事を動かすには?

とかいうことを、考え続けないと、古いことをそのまま続ける事態になる。
最悪、間違ったことをやることになる。

考えをアップデートするって大事だなと改めて思ったのでした。


以上でーす。

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