見出し画像

腰が抜けた話

昨日が夏休み最終日だった娘。
大慌てで宿題をこなしてまして、少し、厳しめに指摘しました。
すると

宿題出さない人もいるんだよ

などと言ってきまして…

できる力を持ってるのに、その力を使わないと、だんだんその力って無くなっていくんだよ

ということを伝えたくて、娘にノミとコップの話をしました。


▼ ノミとコップの話

ノミってさ。
そのノミ自身の大きさは、数ミリくらいのもんなんだよね。
でもね。30センチとか40センチとかの高さで跳ねることができるんだって。
すごくない?
例えば3ミリのノミがいてさ、それが30センチの高さを跳ねるんだよ。
自分の身体の100倍の高さってことだよね。
人間に例えるとね。
お前は、だいたい160センチだろ。
さしたらさ、16000センチ!
160メートルだよ、160メートル!

でもね…
ノミをコップに入れるとするでしょ。
そして、そのコップにフタをする。
そしたらね。
広告画像
はじめのうちは、ノミはジャンプして、そのフタにコツコツ当たるんだよね。
そりゃそうでしょ。30センチとか跳べるのに、コップにフタがされてあるんだから。
でも、そのうちね。
ノミは、フタに当たらないように跳ぶようになるんだって。ピョン、ピョンって、低くしか跳ばなくなる。
で、そうなった時に、フタを外す。
そしたらどうなると思う?ノミ。

どうなると?(娘)

コップの高さしか跳ばないんだってよ。
もう、前みたいに、自分の身体の100倍も跳べなくなるんだって。

だからね。
せっかく能力を持っていても、使わないと、その能力は無くなってしまうってことなんだよ。
いい?
能力があっても、使わないとダメになるってこと。
いい?
そういうことなんだよ。


▼ 腰が抜けた娘の反応

そういう話をしたんです。
わりと真剣に話したんです。
娘も、深妙な顔をして聞いてました。
頷いたりして、聞いてくれて

そうなんだぁ〜

という反応を示してくれたんです。

分かってくれたんだなと、嬉しく思いました。
そして僕は、念を押したんです。

だからさ。お前もさ。
気を付けないとね。

と。

それに対して娘の反応は…


私さ…
そんなジャンプ力ないもんね…


僕は腰が抜けました🤪🤪


以上でーす。

よろしければサポートをお願いします! はらゆうじに生ビールを奢ったと思っていただけると、嬉しいです🍻