みなさん、こんにちは、こんばんは。
いやぁ毎日暑いですね〜。梅雨も明けて、これから本格的な夏というところ。夏生まれなのですが、もう暑さが苦手で早く涼しくなってほしいものです。
さて、前回配信では抹茶マラカスさんをゲストにお迎えして、「#あなたの好きな漫画実写映画」を特集しました。個人的にとても楽しい配信だったので、こちらにもアーカイブを残しておきます。ぜひお聴きくださいませ。
そして、前回配信から今回配信までの映画ネタでいえば、「映画を観ながらカレーを食べる会」に参加してきました。
第15回ということで、第1回が確か2021年8月頃だったと思うので、実にまる3年も続けている会で本当にすごいなと思わされます。
映画を観ながらカレーを食べる会でいただいたカレー(南インドのミールス)はこちらです。
あと、主催のタツヤ・マキオくんが「#EDDIEのかく語りき」のゲスト出演してくれた会のアーカイブはこちら。
千葉県某所で2〜3ヶ月に1回のペースで開催しているので、カレーや映画に関心のある方はぜひご参加ください。参加したい人は上記Xに記載しているタツヤ・マキオくんにDMで参加表明をしてくださいませ。次回は9月に開催予定の模様です。
2024年7月21日(日)22時〜𝕏のスペースで配信した「#EDDIEのかく語りき」第31回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語っていますので、アーカイブを聴いていただけると幸いです。
①8月期待の新作映画
隔週第3日曜日の恒例である、「来月の注目新作映画」についてまとめていきます。
本コーナーはリスナー参加型で実施しており、まずは私が観ようと思っている次月の注目新作映画を紹介していきます。
その間にリスナーの方々にコメントをいただきながら、次月にどんな映画を観るかの参考になるような時間にできればと考えているコーナーです。
私の趣味嗜好だけでなく、リスナーさんからの注目映画を教えてもらうことで、「そんな映画があったんだ!」「それ面白そう!」とかの発見になれば嬉しいと考えて設けています。
【EDDIEの8月公開の注目新作映画】
●『ツイスターズ』/2024年8月1日公開
【見どころ/期待するところ】
いまハリウッドで最も輝く俳優グレン・パウエル主演ということで、彼の活躍っぷりに期待。さらに巨大竜巻を題材にしたディザスタームービーなので、映画館で観てこその迫力の高さに圧倒されたい!
●『インサイド・ヘッド2』/2024年8月1日公開
【見どころ/期待するところ】
次のアカデミー長編アニメーション賞の筆頭候補ではないでしょうか。子供が大人の階段を登るためには様々な感情と向き合うことが必要。その繊細な感情表現をディズニー&ピクサーの繊細な表現で魅せるのを楽しみたい。
●『Chime』/2024年8月2日公開
【見どころ/期待するところ】
6月にセルフリメイクの最新作『蛇の道』が公開されたばかりの黒沢清監督の中編映画。45分という尺でどれだけの人間の恐ろしさや悍ましさが表現されているか。黒沢清監督ならではの陰鬱さに期待。
●『ブルーピリオド』/2024年8月9日公開
【見どころ/期待するところ】
持たざるものが天才に立ち向かうという熱さに期待値が高まる!人間の大半は天才ではない。だからこそ胸を熱くするストーリー展開を期待したい。
●『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』/2024年8月9日公開
【見どころ/期待するところ】
青春映画を撮らせたら右に出る者はいない小林啓一監督の最新作。個人的に推しでもある髙石あかりを小林啓一が撮るとどうなるか。メディア志望だった自分としては新聞部を舞台にした作品というのにも興味津々。
●『インスティゲイターズ ~強盗ふたりとセラピスト~』/2024年8月9日配信開始(AppleTV+)
【見どころ/期待するところ】
マット・デイモン&ベン・アフレックコンビにハズレなし!?重厚なスパイ映画を撮ったダグ・リーマンがこのちょっと笑えそうな設定の作品を撮ったらどうなるのか…気になって仕方がない。
●『フォールガイ』/2024年8月16日公開
【見どころ/期待するところ】
デビッド・リーチ監督の最新作ということでアクション描写に期待。彼自身がスタント出身ということもあり、スタントダブルを主役に据えた物語はかなり深みが出るはず。監督作に自ら出演するリーチ監督の登場にも注目。
●『ザ・ユニオン』/2024年8月16日配信開始(Netflix)
【見どころ/期待するところ】
マーク・ウォルバーグxハル・ベリーのタッグはあったようでなかった!?高校の同級生に久しぶりに会ったと思ったらいつの間にかロンドンにいてスパイを目指しているっていうぶっ飛んだ内容にコメディ要素も期待したい。
●『心平、』/2024年8月17日公開
【見どころ/期待するところ】
個人的に推しの俳優・奥野瑛太主演作品ということで注目。定職に就けない社会的弱者であり知的障害を持ったキャラクターと家族の関わり方、原発事故というテーマ性もはらみ、どのような物語に仕上がっているのか。
●『ラストマイル』/2024年8月23日公開
【見どころ/期待するところ】
野木亜紀子脚本というだけでも楽しみなのに、ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』とのシェアードユニバースというのだから豪華な俳優陣の共演に期待が高まるばかり。
●『モンキーマン』/2024年8月23日公開
【見どころ/期待するところ】
『ジョン・ウィック』シリーズの製作スタッフとジョーダン・ピールという掛け合わせが吉と出るか凶と出るか。いや、絶対に面白いに違いない。バイオレンスとホラーのぶっ飛んだ描写に期待。
●『箱男』/2024年8月23日公開
【見どころ/期待するところ】
27年も温めてやっと実現したという企画に、永瀬正敏、浅野忠信、佐藤浩市という渋い3人で織りなす化学反応に期待。箱男に憧れて箱男になる男っていう設定からぶっ飛んでて好き。
●『きみの色』/2024年8月30日公開
【見どころ/期待するところ】
アニメをあまり観ない自分でも『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』にはかなり心を震わされた。さらに音楽を題材にしているというのもあり、音楽青春映画に間違いはないを唱える自分としては期待せざるを得ない。
●『愛に乱暴』/2024年8月30日公開
【見どころ/期待するところ】
小説の実写化常連の吉田修一原作。しかも主人公の鬱屈とした日々にストレスを抱える主婦役に江口のりこは期待しないわけがない。思いっきり陰鬱でおどろおどろしい人間の汚いところ満載な内容に期待したい。
②AppleTV最前線
今回のAppleTV最前線では、現在配信中のドラマと近日配信予定のドラマをご紹介します。
■ドラマ『レディ・イン・ザ・レイク』
■ドラマ『Me:ボクの物語』
【近日配信の新作】
■ドラマ『タイム・バンディット』/2024年7月24日配信開始
■ドラマ『ウーマン・イン・ブルー』/2024年7月31日配信開始
③EDDIEのピックアップ映画/映画『マイ・スパイ2 永遠の都へ行く』『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
◆『マイ・スパイ2 永遠の都へ行く』
「おかえり」とは言っても、もともと1作目がヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品ということで、観てない人も多いだろうし、認知していない人もたくさんいるであろう作品の続編です。
日本でも密かにAmazonプライムでAmazonオリジナル映画として配信が開始されました。
しかし、1作目が大好きだった僕としては「待望の続編」でもあるし、まさか続編をやってくれるとも思わなかったので、配信当日までにわかに信じられなかったというのが正直な気持ちです。
大人と子供のバディムービーから、続編はその子供が16歳になり大人の階段を登り始めているので、1作目とは全く方向性が異なる作品です。
とはいえ、前作同様にピーター・シーガル監督がメガホンを取っているので、作風は同じ雰囲気。いやぁこの人はデイヴ・バウティスタの魅力がよく分かってらっしゃる。
バウティスタは元WWEのレスラーということで屈強な体格を誇るキャラクターとしてオファーされることが多いですが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズにもあるように、コメディアンとしての見せ方が最も輝きます。強くて逞しくて、それでいてちょっとアホな感じがよく似合います。
今作では、12歳児ながら大人顔負けの知能を誇ったソフィーというキャラを演じたクロエ・コールマンが高校生になっており、前作のネタバレにもなってしまうのですが、バウティスタ演じるJJとは家族になっています。
この血の繋がりのない父と娘という設定で、思春期真っ只中な少女という2人の煮え切らない関係性が2人にとっての壁として立ちはだかっています。
CIAスパイとは思えぬ頓珍漢な単細胞男で、現在は家庭を持ったことで分析官として裏方の仕事に徹しているJJ。しかし、過保護な彼は娘が高校の合唱団のツアーでイタリアに行くことになり、引率を自ら引き受けることに。
図々しい彼の行動にこれまた嫌気がさしてしまうソフィーでしたが、あまりにも壮大な事件に巻き込まれていくことで、2人が再びバディとして輝くという内容です。
血の繋がりのない親子を題材にした作品は近年多いですが、元は仲良しだった2人がもう一度絆を深め合っていく模様がこの映画の見どころ。くわえて、今回配信オンリーになったのが勿体無いぐらいアクションの見せ場も満載です。バウティスタがイタリアの街をバイクで走り回るのはめちゃくちゃ見応えがありました!
『マイ・スパイ』1作目はU-NEXTで見放題配信中ですので、1作目を鑑賞後にぜひ続編もご覧ください。
◆『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
Appleオリジナル映画が劇場公開されることが増えてきました。
昨年は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』に始まり、『ナポレオン』、そして作品自体は個人的にはイマイチでしたが『アーガイル』などです。
さらに粋なのは公開日ですよね。アメリカでの公開日は7月12日だったので、日本より1週間早いですが、日本公開は7月19日で、実はアポロ11号が月面着陸を成功させたのが1969年7月20日で、今年が50周年だったんですね。
まさに世界最大級の企業Appleと世界一有名な宇宙局NASAがタッグを組んだ大掛かりな周年記念イベント。作品の内容もNASAをPRすることにあるので、この機会に盛大に今一度NASAをPRしようという想いが伝わってきます。
作品自体は往年の80年〜90年台のハリウッド映画にあった懐かしい雰囲気をまとったラブロマンスであり、ヒューマンコメディ。
作中何度笑ったことか。爆笑を誘われるシーンも多かったですが、これまで筋肉おとぼけキャラなイメージが強かったチャニング・テイタムが最後まで実直で真面目なキャラを貫いたことに良い意味で意外性を感じました。
そして、コメディエンヌとして力を発揮したのがスカーレット・ヨハンソンです。彼女は『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』や『ドン・ジョン』といったコメディ作品にも出演しているので、実は結構人を笑わせる才能があるのかなと思っています。しかもMCU作品でブラックウィドウ役としてもお馴染みの彼女ですが、MCU作品はシリアスとコメディのバランスが良い作品が多く、笑わせられるシーンも多いので、スカーレット・ヨハンソンは押しと引きのバランスを心得ているのかもしれません。
だから実直で真面目なチャニング・テイタムと水と油のような正反対のキャラ設定で、お互いずっと真面目に罵り合っているズレがまるで漫才のように感じられて面白いというね。ふざけ切って笑わせにきているというよりも、真面目にキャラクターに会話をさせながらそのズレで笑わせにきているある意味正統派漫才と言えるかもしれません。
果たしてNASAの月面着陸は現実だったのか。それが脅かされるようなフェイクの見せ方。史実をネタに揺さぶりをかける脚本が実にお見事でした。
ちなみに、冒頭で話したようにAppleオリジナル映画の劇場公開も増えてきましたが、今後もブラッド・ピットが主演する『ウルフズ』(9月20日劇場公開予定)、同じくブラピ主演の『F1』(2025年劇場公開予定)と話題作が控えています。
これからもAppleTV+非公式アンバサダーとして頑張って広報活動をしてまいります。
④「#あなたの好きなスカヨハ映画」特集
さて、今回のメイン企画「#あなたの好きなスカヨハ映画」特集です。
まずは俳優スカーレット・ヨハンソンについて簡単にご紹介しましょう。
今回、Xで「#あなたの好きなスカヨハ映画」というタグを作って募集をしたところ、合計100票の投稿をいただきました。みなさんありがとうございました!
そこで、1作品これぞというスカヨハ映画を選出いただいた作品には2点、複数の好きなスカヨハ映画を選出いただいた作品にはそれぞれに1点とポイントを割り振ってランキングを作ってみました。
では、ランキングを発表していきます!
同率9位で3作品ありましたので、9位の3作品から順にご紹介していきます。
■同率9位『LUCY ルーシー』/7点
■同率9位『ブーリン家の姉妹』/7点
■同率9位『ブラック・ウィドウ』/7点
■8位『her 世界でひとつの彼女』/8点
■同率6位『アイランド』/9点
■同率6位『真珠の耳飾りの少女』/9点
■5位『マリッジ・ストーリー』/13点
■4位『マッチポイント』/15点
■3位『ゴーストワールド』/19点
■2位『ロスト・イン・トランスレーション』/23点
👑1位『ジョジョ・ラビット』/26点
最後に各作品ごとの得点をまとめておきます。
◆まとめ
配信コラムは以上です。
それにしてもスカーレット・ヨハンソンの出演作品は良作が多いですね。
個人的には作品選びがとても上手な俳優という印象。いわゆる駄作と呼べるようなものがほとんどないのは30年を超えるキャリアにおいて驚異的と言えます。
今回公開されたばかりの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』も数年後に投票を行ったらベスト10に入るぐらいの魅力が満載。
まだ観ていない方には是非とも観ていただきたい逸品です。
▼配信アーカイブはこちらからどうぞ!