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「大学野球で見つかる自分の軸」

「大学野球で大学野球をやるべき理由」について昨日から書いてきました。今日は3つ目の「自分の軸が見つかる」ということを書きたいと思います。

時間とお金の感覚


  大学野球の魅力の一つに、僕は野球をしながらいろいろなことを経験できるということがあると思っています(大学によって異なりますが)。例えばアルバイトです。アルバイトをしながら、野球をするということは時間とお金の感覚を身に着けるという点で、とても重要だと思っています。
 アルバイトの時給1000円で、一日の野球の練習時間が四時間だとします。もし、この練習時間をバイトに費やせば、4000円の収入になります。お金だけを軸に生きるのであれば、野球をしている時間は無駄だと思います。それでも、野球をするという選択をしたのには、自分がその時に4000円以上の価値を感じているからだと思います。実際こんなことまで、全員が考えてやっているかは分かりませんが。でも、練習メニューを組む責任がある僕はこれを常に考えています。20人に二時間のメニューを組むということは、一回の練習に4万円以上の価値を生まないといけません。それくらい責任のあることだと思っています。少し大げさな話をしましたが、時間とお金の感覚を持つということはとても大切なことだと思います。そういう意味で、お金にならない野球を大学でわざわざするということには、とても意義があると思います。

自分の軸

 しかし、高校生ではこの感覚はなかなか身に付きません。なぜなら、自分でお金を稼ぐということも出来ないし、部活以外の遊びにも制限があります。大学という、様々な選択肢が用意されている場所だからこそ、身に付く感覚だと思います。つまり、何にお金と時間を使うかを自分で決めなければいけないということです。その選択肢の一つから、野球を選んだということは、自分が何を求めて生きているのかを考えるきっかけになると思います。もし、そこで自分には、野球しかないと思えたのであれば、プロを目指すという選択肢も十分にあると思います。

 大学野球を通して得られる自分の軸は、次のキャリアに進むときにブレない自分の大きな武器になると思います。自分の軸を持つということは、多様性が認められ始めている今、とても重要な力だと思います。なぜなら、多様性とは、選択肢が用意されているだけで、そこから、自分で選択しなければならないからです。その選択の決め手となる物が必要です。僕はそれが自分の軸だと思います。それを見つけるための、一つの選択肢として大学野球はとても価値があると思います。

人生を120%豊かにする時間とお金の使い方
https://youtu.be/uiz51DCAYNI

明日は「明日思いついたこと」を書きたいと思います。


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