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ドミニカ共和国と日本の野球の価値観の違い

別のことを書こうと思っていましたが、どうしても甲子園に引っ張られます。なので、今日は日本とドミニカ共和国の中高生の野球に対する価値感の違いについて書きます。

ドミニカ共和国🇩🇴の子どもたちが野球をやる理由は大きく二つあります。

・何もやることが無いからただ遊ぶだけ

・お金を稼ぐために野球をする

今日は二つ目のお金を稼ぐための野球に注目したいと思います。お金を稼ぐことを目的に野球をやっている14歳、15歳、16歳の子どもを初めて見ました。とても一生懸命に毎日野球をやっています。でも、その子たちの必死さは日本の甲子園を目指して野球をやっている高校球児とそれほど変わりません。日本の高校球児にお金のことだけを考えている選手はなかなかいないと思います。また別の目的があって必死になっていると思います。僕はこのことがとても不思議に思えました。お金のためじゃないところにこれほど一生懸命になれるということにです。これが日本の学生スポーツ文化の魅力だと思うし、教育的価値だと思います。でも、それは恵まれた日本という国だからこそ出来ることかもしれません。

 そうした目には見えないものを追いかけてきたからこそ、中止になった時に何でも補償することは出来ないと思います。でも前には進まないといけないので、なぜこれまで、必死に練習してきたのかを言葉にすることは大切だと思います。そうすることで、何か新しいものが見えてくるかもしれません。焦る必要はありませんが、ゆっくりと前に進まなければいけません。それと同時に、スポーツをするということがどれだけ贅沢なことかもひしひしと感じます。

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