#246 お遍路で受けたお接待の気持ちを次へ  2020年12月1日

 
命名 ときわ荘(仮)

命名で仮とはなんぞや?と思われるかもしれませんが 笑

まあまあ、そういうことで 笑

以下は、僕の気持ちです。

若き挑戦者が夢を抱き師弟共学で学ぶ新たな寺子屋は、東京都板橋区常盤台に誕生することから「ときわ荘」と命名することになりました。(プロ冒険家阿部雅龍くんの命名。素敵な提案をありがとう。)

なぜ僕は寺子屋をつくるのか。

その辺を少し振り返っておこうと。

2年前、母が亡くなりました。

その出来事は、命の限りを感じさせ、自分の残り人生を如何に使うかを強く考えさせられました。

その時、僕が思い出した言葉は、

「金銭を残すのは下。事業を残すのは中。人を残すのは上。」

という、後藤新平の言葉でした。

同時期、幼少期からのメンターが「雄二、寺子屋をつくれ」と言ってくれたことも切っ掛けに。

でも、何も教えることのない僕がやることなのだろうかと疑問にも感じていました。

2020年9月20日、僕はお四国八十八箇所霊場巡礼独りお遍路1,200kmの歩き旅にでました。

終わってみれば48日間で結願と、あっさりしたものですが、やはり歩きの素人にはしんどい修行でした。

もう歩けんなぁ。

と、アスファルトに座り込み、動けなくなる度に、見知らぬ方からお接待を頂きました。

そのお気持ちで、何故かもう一歩踏み出せた。踏み出せば惰性で歩けてしまう。

見知らぬ方々のお気持ちにお礼を申し述べたいのですが、連絡先は分からず。。

お接待を頂戴した方々のお気持ちは、寺子屋「ときわ荘」で、夢を実現させることを強く願う若者へと少しづつお渡ししていきます。それを僕のご恩返しとさせていただきたい。

夢を持つ、人生という旅の熱い時期をまっとうする若者たちが群れ合い過ごす。
自分一人では叶わない挑戦や、新たな出会いを、僕やときわ荘を応援する皆様と共に生み出せると思います。

チャンスを掴み、自身の未来を切り拓いてほしい。

そして、ときわ荘に住む若者には、いま仮に何も達成していなくとも、自分よりも若い挑戦者と出会った時には、笑って手を差し伸べて欲しい。

こんな他者を応援するひとづくりを、お四国への僕のご恩返しとしたい。

豊島区南長崎の「トキワ荘」最初の入居者は手塚治虫でした。

寺田ヒロオの「空いた部屋には、若い同志を入れたい」という思いは、トキワ荘を新人漫画家の共同生活の場とさせ、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら漫画界の巨匠を輩出していきました。

僕は、寺子屋「ときわ荘」からもトキワ荘に負けない素晴らしい人材が飛び出していくことを夢見て運営をしたいと思います。

お四国の皆さまに改めて感謝です。

受けたご恩を1000倍にし、若者たちへお返しして参ります。

※ 君の夢を応援したいと宿主らが思えば、このときわ荘に無料で住むことができ、あなたの全ての時間を自らの夢や志に費やす事ができます。

※細かいことですが、水道光熱費、光回線利用料は無料。常時、塾に米と焼酎をストックし無償提供しますので、飯と酒には不自由しません。

※自分の夢を本気で実現したいなら、明日食うために働くのを止めよう!

※ 応募はコメントでも、DMでも。宿主や顧問の面接はありますが、あなたの夢や志を聴かせて下さい。僕らは、あなたの話を聞くことを楽しみにしています。