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ばらばら

という曲がある。

星野源の曲に。


自分は、他人のことを基本的には尊敬している。尊敬したいと思っている。だからあまり深く付き合おうと思う人は少ない。みんな感覚や価値観はそれぞれだし、それはその人自身に起因しているものではなく、周りの環境によるものがほとんどだと思うので。職場での立場や、家庭の中の役割、年齢、ジェンダー、などなど。もちろんそこから自由になれるほうが、人として自然なことだと思うけど、そうもいかないことは多々あるし、みんなそれぞれの正義を抱えている。


だからこそ、もし「重なり合う」部分があるのならば、そこを大事にして協同してつくりあげていけばいいのではないか。重ならない部分を無理やり重ねようとしたって、重ねることだけにエネルギーを注いでしまい、その先の、「つくりあげていく」ということにエネルギーが注げないんじゃ、ただただ疲れるだけだ。


「自由でいること」「鎧をおろしていくこと」と、「人となにかをつくりあげていくこと」を両立しようとすると、いろんな人とゆるくつながっていくしかない。ぼくがずっと、フリーランスのギルドみたいなものを作りたいと言っているのは、そういう理由からだ。会社や組織、同じ名義としての団体にはせず、それぞれ独立した「個」が、プロジェクト的に集まり、一つのものをつくり上げる。そんなくっついては離れてを繰り返す状態が、自然な活動なのではないかなと思う。


お互いをリスペクトし合い生きていくために。

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