LIVEと自分。

昨日は2023.7/25。弾き語りLIVEでした。
尊敬する後輩のカタルカルタ、そしてはじめましての安達優人くん、他にも力のあるシンガーたちに本当に刺激をもらいました。
いい流れでの出番だったので良い集中の中で歌えて本当に楽しかったです。

世の中には無名でもちゃんと実力のある化け物たちは確かに存在していてその度に
「自分は大丈夫だろうか？」とちょっと不安になったりします。
だけど僕のメンタルが長い年月で麻痺したせいなのか
「考えたって結局自分は自分でしかないし、振り返ればちゃんと全力で積み重ねてきたものがある。」とその不安もすぐに消し去る術も身についてきました。

もっと人気を出す為に「FESへの出演！売上何枚目標！！」とかやればファンの方々も応援のしがいが増すのだろうと思うのですが僕は今までの音楽人生の中でその大変さや、若さというものが掛け算になる事を知っているので今僕は自分自身と向き合うことにベクトルを向けています。
「もっと深く。もっと高い技術で。自分にしかないものを。」というような。

昨日もそうですが最近は息子や娘でもおかしくない年齢のアーティストとも対バンをするようになりました。それにつれて視野も徐々に変わってきました。
「恥ない背中を見せていかなきゃ。」とか「目標や夢に向かってもっと羽ばたいていってほしい！」とか。

キャラメルパンチの活動以外でもいろいろ変化があり、石井ユウジという個の力も、上を見たらキリがないですがそれなりのものなんだと思えるようにもなりました。
これから僕はレースの外で、他と比べることなく自分の音楽を鳴らしていきたい。
僕が培ってきたものやこれからも培っていくものを誰かの力にしていきたい。
歌の道を極めようと進んできたことで学んだ沢山のことをしっかりアウトプットしていきたい。
そして自分が自分を見た時にダサい自分じゃないように。
まだまだダサいけど。
これからも削ぎ落としたり磨いたり成長を求めていきます。

今日もこれからLIVEですが、歌える幸せを噛み締めて僕にしか出せないものを大事にして爆発させたいと思います。

最終的に大事なのは「体(てい)」とか「表面」じゃなくて「心」なんだと体現できる人になりたいです。そういう声を出せる人になりたいです。