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ジャンププラス原作大賞(読切部門)「家族の花」あらすじ

あらすじ

 都会の生活に疲れた妻子ある男が出勤途中、一枚のポスターに出会う。そこには「終わりのないノスタルジア山陰」と書かれており、島根県出身だった男は親の残した家のことを思い出し、急遽実家に帰ることにする。道中、男は車の中で過去を振り返る。兄が自殺したこと、鬱だったこと、彼女に救われたこと、両親が亡くなったこと。その中で「蓮の花」を親が大切に育てていたことも思い出す。
 実家に着くと不思議なことにまだ蓮が生えていた。男はその日のうちに帰る予定だったのを急遽変更して誰もいない家に泊まることにする。
 翌朝、庭に出てみると蓮の花が咲いていた。男はそれを見て、早く家族に会いたくなり、車に乗って出発する。

作品リンク

https://note.com/yuji_arihara/n/nc1a7c19ace58

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