胸郭出口症候群と背筋の伸ばしすぎ

こんな症状でお悩みではありませんか?

・手の痺れ
・腕の痺れ
・手や腕の力が入りにくい(脱力感)、疲れやすい
・電車のつり革につかまる動作などに痺れが悪化することがある
・指先などに冷えを感じることもある

これらは胸郭出口症候群と言われる症状の可能性があります。


胸郭出口症候群とは?

胸郭出口症候群は姿勢の悪さなどから腕の神経を圧迫し、肩や腕、手などに痺れや重だるさ、冷感などが症状としてあらわれることが多いです。

胸郭出口症候群イメージ

鎖骨や首・胸などの筋肉の硬直が神経を圧迫し、その神経に関連する部位で不調が起こってしまうんです。


多くの場合は姿勢の悪さが影響しているのですが、猫背が原因と言われることが多いのですが本当でしょうか??


原因は猫背か??

多くの場合、鎖骨と肋骨によって腕神経への圧迫などが起こります。これを猫背が原因とされることがありますが、実はその逆のことが原因になります。

逆とは胸の張りすぎです。


この絵をご覧ください。

肩甲骨の角度

Aが胸を張った状態
Bが理想的な状態です。

理想的なBは背中がまるくなり、鎖骨がやや前に移動しています。しかし、胸を張るAでは肩甲骨が後ろの壁側に寄る分、鎖骨も背中側へ移動します。

胸を張ることで肋骨と鎖骨のスペースがなくなり、鎖骨で神経を圧迫することにより腕などに痛みや痺れがでる原因となってしまいます。


猫背を直す体操で胸郭出口症候群に・・・

60代の患者さんで背中が丸くなり猫背がとてもコンプレックスになっている方がいらっしゃいました。

友人に猫背を直すための体操を教えてもらい、続けていたようです。

しかし、親指に痺れが出るようになるし、肩こりも治らない。親指の痺れは手をあげた時に楽になるという具合。

手を挙げると神経を圧迫した鎖骨が上にあがって神経圧迫が減るんです。それで、猫背をやめて過ごすことで親指も楽になってきました。


一般的には「猫背=あってはならないこと」のように捉えられています。しかし、解剖学の教科書にもしっかり乗っていますが、背中には丸みがあるもので、真っ直ぐではありません。

また、立っている時と座っている時の姿勢は大きく変わるため、常に伸ばし続けることで体を壊します。

「背中はピンと伸びたもの」と思っていると、肩こりも胸郭出口症候群も悪化することが多いので気をつけてくださいね。



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