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魔女と傭兵



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あらすじ

魔女――。
魔術や魔獣が失われた大陸で、唯一超常の力を振るう魔女は人々から恐怖の象徴として恐れられていた。
傭兵のジグは国が立ち上げた魔女討伐隊に参戦し、部隊が全滅する中ただ一人生き残り、魔女を追い詰めることに成功する。
しかし、討伐隊に同行した報奨金を支払うべき依頼主が死んだ今、もはや命をとる意味がないと、その刃をおろすジグ。
道理に合わない行動に戸惑う魔女――シアーシャ。だが、その不思議な感覚に、自分の思いを傭兵に吐露し願った。

「私を、誰にも追われない場所まで連れて行ってください」

ジグは、高い依頼料を条件にその吐き出された願いを承諾しつつも、そんな場所はこの大陸にはないと非情な現実を伝える。
かくして2人はまだ誰も知らない未知なる大陸へ向かうことになった。
そこに魔術も魔獣も溢れる世界が広がっていることも知らずに……。
web小説発、圧倒的支持を受ける本格ファンタジー待望の書籍化!!


感想

久しぶりにハイファンタジーを読んだけど、すっごく面白かった!
やっぱりハイファンタジーは良いね。

傭兵のジグがゴリゴリの合理主義?かつ余計なことを口にしないストイックな渋めの男なのがツボすぎる。
魔女のシアーシャは魔性の女だなぁ。
世間を知らないのもあるけど、ジグのことかなり気に入ってきていて、依頼延長が有りうるのではと思ってる。
ジグもシアーシャと一緒にいるのが結構居心地良さそうだしね。
2人とも、ちょっとネジが飛んでる部分あるし、しっくり来てる気がする。

異大陸ではなんで魔術が残ってるんだろう?
一般的にみんなが使っていて、誰にでも魔力がある感じだよね。
その代わり、身体的能力が弱い?から、日常的に肉体強化をしている状況って…。
これ元々ジグ達のいた国では身体的能力が高くなったから魔力が使えなくなったとかあるのかな?
そして、魔獣がいるのも大きな違い。
魔獣がいるのはどういうことなんだろうか?
異大陸全体的に、魔力が濃い土地とかそういうこと?
分からないことが多いね、まだ。
シアーシャとジグはそんな異大陸でもやはり規格外の力。
ジグは本当に人間なの?笑
シアーシャも攻略して勝っちゃったしね。
そして、魔力が無いからというのもあると思うけど、ジグが魔力を感知できるのは潜在能力も大きいと思うんだよな。
イサナにも勝っちゃうし、ジグ、ほんとに人間?笑

これからますます面白くなりそうだから、、2巻も読む!


読了日・評価・購入場所

読了日:2023/09/25
評 価:★★★
場 所:都内ジュンク堂