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海に抱かれて

関東で海の近くに住んでいる友達から、
撮りたての海の写真が届いた。

太陽が沈みかける海を眺めていると、
喉元が詰まるようにぐーっと込み上げてくる
何かを感じる時がある。

ハートの部分が解けていく感覚と満杯になった水が
コップから溢れ出てくるような感覚を同時に感じる。

特に悲しいことがあった訳でもないのに、
なぜか涙が溢れ出してくる。

陽に当たり過ぎて肌が火照ってしまうように、
いろんな感情や価値観に触れ過ぎているサインなのかも。

日々の小さい選択も、
「あの人だったら、こっちを選ぶな。こう言ってたな。」
って頭をよぎりがちで、

コレっていうものに、
真っ直ぐに手を伸ばせなくなる自分になる時がある。

むー…。。。



人の感情や言葉、言葉に混ざった感情をダイレクトに受け入れてしまうことが多い。

受け流す、聞き流す。


頭の中にいつまでも置いておかない。
相手のものを自分の中に混ぜ入れない。



意識しなくてもできるようになりたい。。笑
私はわたしだもん☆〜(ゝ。∂)
って真っ直ぐに手を伸ばせる潔くありたい。


私にとって“生きる”ことは修行に近い。

無造作に過ぎていく日々の中で、

ぎゅーっとなっては、ゆるんで。
ぎゅーっとなっては、ゆるんで。

…の繰り返し。

本当に生きるって精いっぱい。



友達が送ってくれた写真のおかげで、
しばらくしていなかった、言葉のアウトプットも
することができた。

こうやって整理していくことで、
ぎゅーっとの日々だったのかって自覚ができて、


久しぶりに心がゆるませることができた。

海を眺めたり波の音を聴くことは、ジグソーパズルが
パチパチはまっていくように私の心や感情を解して
整えてくれる。

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