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2017年1月日記/Aねーしょん.ユーモアツアーin相模原.ギャグラリー

2017年1月
1月某日
宝塚にある祖母の家で迎える元日。今年は母も来ていて、母娘3代のお正月。大晦日にワインを、母と2人で一本空けたあと、さらに1人でもうひと一本飲んだので若干二日酔い。おせちがしみる。祖母のおしゃべりがとまらない。
母と思い出話。
じつは、幼少期に投げられた母からの言葉で、なんとも解せない、許しがたいものがずっとあった。5歳か6歳くらいの頃に言われて、その時からずっと「なんで あんなこと言うんだ」と思っていて、ついにこのたび「あれが結構ショックだったんですけど」と言ってみた。母は「えー」と驚いていた。そんなに根に持って るとは思わなかったようです。でも話してみたら、それには母なりの思惑があったことがわかった。それを聞いてなお「やっぱりあれはないっしょ」と思ったけ ど、でも母が弱いゆえに感情任せに言葉を発したわけではなかった、というのがわかって少しすっきりした。自分の中で完成してしまっているエピソードも、相手と話すと、もろもろがアップデートされて印象が変わることがあるんだな。

1月某日

マーシーさんの実家・敦賀へいく。年末から帯状疱疹に悩まされているマーシーはテンション低め。姪っ子たちは縄跳びの練習に余念がない。たまたま観た『相棒』の斉藤工に心を奪われる。吉田栄作も出ていた。
去年生まれたばかりの、末の姪っ子がとても赤ちゃんらしくて可愛い。

1月某日

姪っ子と一緒に二重跳びに挑戦するが、まったくできずに笑われる。義姉夫婦の子育てをみていると、「こういう気持ちのいい両親に育てられたらどんなだったろう か……」という思いがついつい生まれてしまう。とにかく義姉夫婦は2人とも「無理なく父、母」なのです。私の両親も、それぞれ愛すべきチャーミングな人たちだし、彼らなりの父、母でいてくれたのはもう十分にわかっているのですが。家の前で縄跳びをする姪っ子たち、それを見ている義姉夫婦。その光景に、わたしはこんな風に縄跳びを見てもらうことはなかった気がするなあ、と羨ましくなってしまうのでした。そもそもわたしは縄跳びの練習をするような子どもではな かったのかもしれないです。でもまあ、それも人生ですよね。
 姪っ子とショッピングモールを歩きながら、この子たちが成人する時、わたしって何歳……と計算してみてぎょっとした。それまで健康でいられるだろうか? この子たちの晴れ姿、見たい! 今年は人間ドックにいこう。

1月某日

早朝の新幹線で東京へ。ピーク日ではないはずなのに、席が全然なかった。夜はゲラゲラ新年会なるイベントへ。オープニングで「すいているのに相席5」の開催発表。

1月某日

新年一発目に観る映画に「淵に立つ」を選んでしまった。すっごく面白くて、いやあ観てよかったなあ! と思う反面、新年に観るもんじゃねえな! とも思いました。宇都宮ヒカリ座は集中して映画を観られるから好きです。いつか丸一日映画を観る日をつくりたいくらいだ。

1月某日

青春18きっぷがどうしても余ってしまいそうなので、消化のために、1人熱海へ。商店街で買い食いをして、お茶を買って、網代にある、海に張り出した露天風呂のある旅館で日帰り入浴(1000円)して、帰りました。滞在3時間弱。
夜は、人力舎のナカモトさん、ロフトのすずきさん、ライターの粟村さんと4人で女子会in 中野。のびのびできてとても楽しい会でした。

1月某日

春高バレー、東亜学園の神戸くんを応援しました。

1月某日

バレエ、舞い始め。夜は子どもミュージカルの教え。

1月某日

浮世企画の主宰、マギーこと今城文恵と中目黒で飲む。THE RAMPAGEに会えるかも……と思えるから中目黒は夢のある土地だなあ。マギーとは話すと楽しくて飲み過ぎてしまい、話したことを忘れてしまうのがもったいない。黒髪ショートのコケティッシュは脅威! とか、そんな話をしたような。

1月某日

PANORAMA FAMILYゴメスくんとの連載「2SEE MORE」撮影。

※熱海で撮った写真。ペッパーくん。

1月某日

『メロン農家の罠』を観た。つなぎの粗いDJみたいな瞬間が最高に面白いのでもっと作品をつくってほしい。単純に観たい。もっとたくさん。

1月某日

アスファルト』を観ました。観たあと、思い出してふと「あれって……」って泣きそうになるような。後から効いてくる映画。「落ちぶれた女優」役のイザベル・ユペールにどうしても肩入れして見てしまう。

1月某日

バレエでは、今年から「眠れる森の美女」オーロラ姫のバリエーション(先生がバレエシューズ用にアレンジしてくれた振付けで)を踊っています。楽しい……。
小6の発表会が「眠れる」で、私は子どもクラスの年長者だったから自動的に「リラの精」役だったのです。オーロラはその教室で一番上手な女の子がやってて、 なんというか、とっても眩しかった。だから今、レッスンの中とはいえ堂々と取り組めるのがとっても嬉しい。わたしの中の12歳が喜んでいる。

1月某日

バ吾Aねーしょん。バッファロー吾郎A先生が主催の音楽イベント。芸人さんのイベントにいくと、ほんとうに「人を笑わせる、楽しませる」を職業にした人たちの凄みを感じる。毎回ぜったいに面白いんだものなあ。

1月某日

ミュー ジカルを観たい! という気持ちが昂ったのでKAATに「キャバレー」を観にいく。長澤まさみちゃん、素晴らしいね。もっともっと色々な舞台に出てほしい し、歌ってほしい! もっと観たいよ~という気持ちに。秋山菜津子さん、小松和重さんも素敵だった。しかし、私のミュージカル欲は「キンキーブーツ」のせ いでかなり肥大化していたようで、サイド席では満足できぬのであった……。

天気のいい横浜はいいですね。ふらっと入ったお店でインドのカディタオルを見つけ、20%オフだったものですから、素通りできず、二枚、買いました。太めのボーダー。ムーミンたちが短い夏に海水浴にもっていくような、そんな雰囲気のタオルです。

1月某日

『ユーモアツアーin相模原』のために小田急相模原へ。わたしは2部の「すいているのに相席ファン感謝祭」への出演。せっかくなので、1部の「野田VS尾関」も見学させてもらいました。あんなおかしなゲームを思いつくなんて、どうかしてる(褒め言葉)! それを見て大笑いしているわたしたちもどうかしてる(いいですよね)!

ファン感謝祭、お客様のあたたかさのなかで、前回公演を振り返ることができて、とても楽しうございました。
会場のだがしあたーイエスマンは初めてだったのですが、2階の楽屋が誰かの実家のようで最高でした。さいしょは「わー、旅行みたいですねー」などと言ってたのですが、夜になって、みんなちょっと疲れたのか黙ってぼーっとしだしたら、どことなく学生運動のアジト感が出てきてそれも面白かったです。

1月某日

20歳の国「花園BLUE」観た。すぐにでもLDHの演技部門幹部にDVDを送って売り込みましょうよ! と思った。なんせ最若手グループ「THE RAMPAGE」はメンバー16人。「花園」は出演者15人のラグビー芝居。高校生役には無理があるLIKIYAが出ない、もしくはZINとダブルキャスト(必然的に矢口役←留年してる)で……これあとで詳しく書こう。

アナの新年初ライブにいく。同級生バンド、アナ。ライブ前にヨーロッパ企画イエティの大歳くんにばったり会って驚く。
昔、YOUがGINZAの連載で野口強と対談してる中で、「ワインだらだら飲むより、テキーラでコンコンいったほうが次の日ラク」と言っていたけど、本当にそうかもしれない。
テキーラだけの方がラク。

1月某日
ギャグラリーおもしろかった! ギャグラリーに出ているときの、ずんのお2人の佇まいがいつもとても素敵。あんなふうに板の上にいられたらいいなあ、と憧れる。
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*追記*2020/9/14

THE RAMPAGEとお笑いイベントに夢中の1月。特にAねーしょんとギャグラリーはずっと好きなイベント。今年の春にギャグラリーが中止になったときは本当に悲しかった。

相席メンバーで集まると、だれも無理してテンション上げたりしないので、くたびれたらくたびれたままボーっとしたりするのですが、このときは場所の雰囲気もあいまって浅間山荘感がすごく、
「浅間山荘、水筒問題ってありましたよね……」
といったら、A先生が
「うわーいやや、こわい、そういうのこわい」
と怖がっていて可愛らしかったです。

2017年の私、色んなとこにお出かけしていて偉い。2020年の私は出不精に磨きがかかっています!

日記が好きなので書き続けているわけですが、読んで、面白がっていただけたら、それほど嬉しいことはありません。いつもありがとうございます。