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連絡先をききそびれた親切な人達

偶然、旅先で出会った優しい人達、
ほんの一時しか一緒にいなかったんだけど、
とても印象に残ってて
あの時、連絡先、せめて名前だけでも聞いておけばと思っている人はいますか?

私はまず、思い出すのは、2012年の学会で行った台湾の高雄で1人でぷらぷらしてたら迷って駅までの道を訪ねたら、車に乗せて夜市まで送ってくれた会社帰りのお姉さん。申し訳ないことに私の酷い英語力のせいで、(学会発表も散々だった)
たぶん、日本語喋れる友達を呼ぶわ、とか、誘ってくれてたような雰囲気だったのに通じあえず、一緒にお食事することはできなかったのですが。
『あ、名刺渡せば良かった』と送ってもらった後に後悔した。日本にはよく旅行に行くと言ってたので、案内できたらよかったなぁと、
でも、そんな経験もあってか、台湾はとても好きな国です。また一人旅したい。
(※知らない人の車に乗ってはいけません、、)

次は2014年のローマ新婚旅行中の私達夫婦にお昼ごはんを奢ってくれた、70代の老紳士二人組。旅慣れない日本人観光客(スリの鴨ねぎ)がレストランの前でうろうろしてるのを見かけて声をかけてくださって、一緒に食事をしました。いつすられるか、信じれるのは自分たちのみと、ずっと緊張感ばかりの旅だったのに、ものすごく安心したことを覚えています。 

そして、だいぶ月日があきますが、、あんまり冒険しなかったからかな。

この夏、遊園地の花火の帰りにバスがなくて、一緒にタクシーに載った同じ小1の子をもつママさんが1人追加されました。東京から息子さんと二人で来たという彼女は、携帯の電池が切れていて途方に暮れてたらしく。
地元民なのに娘がバスに乗りたいというから、娘と二人で気分でバスできたら、
バスがおわってるし、夫は息子と義実家に帰省してて迎えに来てもらえないし!
ガソリン代よりタクシー代高くなっちゃったなーと思ってた私たちと一緒に呼んだタクシーに乗ることに。(田舎なのでタクシー呼ばないと来ない)

降りるおきに『SUICAで!』とスマートにタクシー代をおごられて、なのに、しきりにお礼を言われてしまった。 
なんだか申し訳ない。
携帯電池が切れてたらライン交換できないなーとか思ってたら、駅につきお別れの時間になってしまった。
子供たちは一瞬で仲良くなって、『また、遊園地であおうなー!!』とニコニコで手を振っていたので、
『懲りずに来年も花火にきてください!次は車で送るので!』
と連絡先を聞けばよかったんだけど、ナンパ下手な私、、スマートにできない。
携帯のメモに電話番号をひかえるとか、不在着信とかなんか方法あっただろうと、落ち着いたら思うんですけどね。

よく考えたら、友人や親族なんかは、送ってもらったりだとか、奢ってもらったりだとかはよくしてもらっているのに、
特に親族なんかは、当たり前だと思っていてあまり感謝できていない気がする。

もう会うことのない、親切な方々を思い出しつつ、会える友人や親族をちょっと大切にしようかななんて思いました。