見出し画像

100日チャレンジやってみた④

これは、私が2022年1月1日までの100日間かけて毎日続けたことと、それにまつわるなんやかんやの記録である。

苦痛そのものでしかなかったけれど、見栄の力を借りて今までより1時間早く起きることができた私。
「起きました」の報告LINEを送って見回したら、そこには静かで誰もいない「自分だけの自由時間」があった。
お湯を沸かしてあったかいお茶を淹れて、洗濯機のスタートボタンを押して、あとは…

早起きしたらやってみたいこと。
憧れの「朝活」だ。

今日はいつも起きる7時までの1時間、大好きな刺繍をして過ごすことにした。
これまた大好きな深夜ラジオのタイムフリー放送を聴いてクスクス笑いながら針を進める。
夜に作業をすると睡眠時間さえ削ればいくらでも時間がとれてしまうけれど、朝は本来しなければいけない事があるため終了時刻が決まっている。
だらだら続けずスパッとやめられるのはいい。
大勢の人が既に何度も何度も言っていることだが、朝活は良いものだ。

ところが

「ママオハヨー」

次男(4)が起きてきた。

どうやら母の気配が横にないのを感じて目が覚めてしまったらしい。
静かにしてたのに。朝6時からランバダを踊っていたわけでもないのに。
続いて

「おはよー」

長男(7)が起きてきた。
彼は単純に弟がうるさくて目が覚めたらしい。
そして空気は一変する。

「ママー、お腹すいたー」
「ママー、ちょっと見てー」
「ママー、牛乳飲みたいー」
「ママー、弟がパンツはかへん」
「ママー、こっちきてー」
「ママー、牛乳こぼれたー」
「ママー、にーにがパンツはいてないで」

怒涛のママ攻撃。いつもの朝の時間が始まった。
(あんたらパンツ履きなさいよ。)
子どもたちが一緒に起きたことによって優雅な朝活タイムは消失した。
でも、一つ分かったことがある。


母が早起きすると子どもも早起きする。

今までの私は、なかなか起きてこない子どもに何度も何度も声をかけて、ニワトリを追い回すように学校と幼稚園に行くまで追い立て回す朝時間を過ごしていた。
1時間早く起きた子どもたちは、自分のペースで朝食を食べ、少し遊び、支度を済ませて出掛けて行った。
この日、私は子どもたちに「時計見て!」「遅れるよ!」と声をかけることはなかった。


毎日毎日同じことを言い続ける慌ただしい朝問題。

「私が早く起きる。」

こんな簡単なことで、解決できたんだ。

…。

皆さん聞きました?

「簡単なこと」ですって!!!
今私、早起きを「簡単なこと」って言いました!!!

そう、6時おきのチャレンジを始めて1週間を過ぎたあたりから、朝6時に起きることが不思議と苦痛ではなくなってきたのです。
こうやって生活サイクルが変わって習慣化していくのかな。


思い描いていた朝時間とは違ったけれど、思いがけず我が家の問題がひとつ解決した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?