マガジンのカバー画像

トロポエムズ

95
サクッと吐露したメモ的ポエム
運営しているクリエイター

#ポエム

意味が欲しい人間

幸せじゃないといけないのか 上機嫌じゃないといけないのか ーーなぜかポジティブな感情にさえ べき べき べき が付きまとう もっと自然に 楽に 構えずに 肩の力を抜いて 「ただの」今を生きれたらなあ。 まるで100人中100人を泣かす映画みたいに すべての感情に 結果なんてなくたって いいじゃないか。 結果のないこともある 理由も意味も もたせられないこともある

本当の新しい明日

自分をとりまく環境からの 刷り込みは 子供のときから 全ての人に染みてゆく 親の考え メディアからの思考コントロール しっかり自分で考えることは 大人になったからって 急にやれるようになるわけじゃない 「つまづき」こそが  きっかけを与えてくれる 考えるきっかけが出来たタイミングで うまく、思い込みを見直して 今までとは違う思考の型や 新たな情報を手に入れて 価値観の「再吟味」をすることが とても大切。 「思い込み」とゆう 荷物を下ろそう。

忘れる能力

娘(五歳)によると 怖いことを もしも想像しちゃったり 話に聞いちゃったり 絵本に出てきたりしたら そのことは瞬時に忘れようと 努力するらしい それで本当に忘れるようにして 毎日ゲラゲラ大笑いして 明るく生きてる(のを実際側で見てる) そして本当に忘れるらしい というか基本過去のことは 強烈に面白かったことしか 覚えていないみたい いつから私は強烈に辛かったことや 辛そうって思うことへの恐怖が 大きくなってきたのだろう もっと都合良く生きてた

幸せは怖い

幸福感を感じれば感じるほど 大切なものがあればあるほど 失う怖さがついてくる ほどほどに幸せなら ほどほどに怖い とても幸せなら とても怖い 恐れは人を支配する 本能をもコントロールする力なんてない 自然にはあらがえない だれもが無力 それを受け入れながらも 少しだけ どうにかしたいとあがく

『対照的』の中に

あるがままの自分を受け入れることと  理想を追い求めることは 対照的だ だから 8割受け入れて 2割あらがう とゆうルールを決めた 自分を許しながらも 一歩進むための工夫をする 物事は、一方向に進んではいない 答えがないことに取り組むとき 自分を信じることと人を信じることが 目を開かせてくれる 白でも黒でもない中途半端な色でいることを 気持ち悪いと感じないように 今この瞬間こそを愛でることのできるように。 「完璧」とは脳の作り出した幻想なのだから

ジェラシーは悪くない

良くも悪くも人は 目にしたものに影響される 他人の才能の素晴らしさが胸にぐっときたら なぜかいてもたってもいられず 感動と共に 焦る自分がいる 認められなければ 必要とされなければ と そしてそんな自分に 落ち着いて と声をかける すべての人が持ってるものはそれぞれだ 自分の持ってるものにも目を向けよう 今ある触れられる距離にあるものを  愛おしく思おう  それが最初の一歩だ そう思えたら 「嫉妬」は 気づきを与えてくれる良き刺激と 姿を変える

紙一重

真面目さが 短所にもなるなんてさ 小さい時に教えてほしかったな 一生懸命取り組みすぎて 妥協が許せなくなる 『生きる』とか『幸せ』とかに がっつきすぎる うん、我ながらいい表現 『がっつく』のをやめて 肩の力を抜いて リラックスしたら 景色がガラリと変わるのよね

皮の厚さ

粘膜に怪我を負う感覚 わかるでしょうか 想像の中で とても痛いから いつも敏感に怖がってる もっと踵の皮くらいのハートだったら また違った感覚で暮らすのかな とはいえ 敏感さには それなりの使い道がある そう思えた 秋のある日

感情のベット

じんわりじんわり しっかりと 自分の感情に集中する それがどれだけ情けなくて 認めたくない感情でも 正面で目と目を合わせて じっくり感じる 必要だから現れる なにかを教えてくれている 見てみぬふりすると 余計に力を持つのが感情だ 認めて折り合いつけて またフカフカのベットの引き出しに 帰って休んでもらう 私の中から 居なくならなくていいよ 休んでいてね 現れてくれてありがとうと 感謝しながら呟く

ほつれ

漠然としたもやもやは 不安と呼ぶ。 なにが不安か 問題の対象が明確なことを 心配と呼ぶ。 不安を紐解いて 心配の段階までほぐすことができたら 解決までの糸口を 見つけることができるのだ

可笑しい

優劣とはなんだ なにも優で なにも劣じゃない なにも善で なにも悪じゃない でも基準が存在しなければ なにも決められないし 持論がなければ 存在してる実態がないようにも思える それぞれの主観の優劣で 悩む人間 それはそれは滑稽だと 自分を笑う

不完全

いきものは 細胞として存在したその瞬間から 生きようとする 本能的に 警戒する 心配する 恐れる 死なないために。 それが正常だ でも恐怖に飲まれて 正常に脳が働かなくてなって 死を選ぶような判断をしたら 本末転倒だ。 人間には  動物には無い バグがある

毎日祝杯

タイトルの通り 毎日 夜には 祝杯をあげるくらいの気持ちだ 今日を無事に生きた。 今日私の身体は 様々な思いを受け止めて 浮かぶ色々な感情を 処理して 今ここに存在している。 それだけでがんばった。 無事に一日を終えることができたことに とてもありがたみを感じる たまたま生きてるだけだけど 意味はないけれど どうせ生きてるならば ありがたいって気持ちで 気持ちいいって気持ちで いる時間が長いほうがいいなって。

自分トリセツ

自分が自分と対話する どんどん深く階段を下っていって 自分とゆうものが 人間とゆうものが わかればわかるほど 自分の取り扱い説明書が 完全に近い状態で出来上がる 毎日アップデートされる自分取説 この身体を 上手に乗りこなすことが 生きる目的なのかな とすら 思ってくる 湧いてくるすべての感情を 認めて 愛でて 自分を 信じて初めて 見える景色がある