見出し画像

お世話になっております、AniPic!運営事務局です。今回は昨今話題の「NFT」について、誰でも5分でざっくり分かる記事をお届けいたします。実はアニピクも裏側でNFTの規格を活用しています!

・・・

まず「NFT」という3文字が何を示しているのか——といいますと「Non-Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン / 代替不可能なトークン)」の頭文字を取ったものです。

画像10

「あ、そうなんだー理解!」とはなりませんよね。「ファンジブル」ってなに?「トークン」もなんとなく聞いたことがあるけどよく分からない...という方も大勢いらっしゃると思います。

まずは言葉を因数分解・ひも解きながらイメージをふくらませ、最終的には「画期的っぽいね」「未来変わりそう...?」という部分をすこしでも感じていただければ幸いです。

画像9

ノン ファンジブル(Non – Fungibile)

まず、ファンジブルの意味を日本語で表現するのであれば「交換(代替)が可能」になります。

よって、”ノン”ファンジブル(=ファンジブル”できない”)は、その他のモノとの「交換(代替)が“不”可能」という意味になります。

「いや、字面的にそれも何となくわかる。ただ、それってどういうこと?」という疑問に続けてお答えいたします。この概念については私たちが現実に所有しているモノに置き換えると分かりやすいです。

まずあなたの所有しているモノを思い浮かべてください。思い出が詰まったスクラップブック、水槽で飼っているカメ、履きつぶした靴、所有している土地、今あなたの目の前にあるPCやスマートフォンなど。

画像5

それらは「そこにしかない、唯一無二なモノ」ではないでしょうか?

無論「交換」という行為そのものができないわけではありません。ただそれらは今この瞬間、あなたの手元に存在するまでの来歴・時間をふくめ「唯一のオリジナル」であり、全く同じコピーは世界に存在しない、固有の価値を持っているといえるでしょう。

これが代替不可能、『ノン ファンジブル』になります。

対して、代替可能の最たるものは「お金」です。

画像3

「佐藤さんが持っている10円玉1枚」と「鈴木さんが持っている1円玉10枚」は同等の価値があり、交換・置換が可能。つまり「ファンジブル(代替可能)」なものです。

ちなみに人によっては同じ「10円」でも「昭和61年後期の10円玉は希少価値があり、等価ではない!」——など、現実世界における代替可能性については絶対的なものではなく主観的で相対的な概念であることを頭におくと、お抱えになられているいくつかの違和感が解消されるかもしれません。

トークン(Token)

「トークン」という言葉はさまざまな文脈で用いられ、実は明確な定義がありません。(「因数分解などといって説明にならないではないか」と思ったかた、どうかもうしばらくお付き合いください!)

トークンという英単語自体は「しるし」や「象徴」、「証拠品」が原意です。これらをもう少し肉付けするかたちで表すのであれば「抽象的な事象を見える形で体現したもの」「証明書・チケット」という表現になります。

NFT文脈における「トークン」についてはこれらを踏まえ『価値の証票』という解釈でご認識いただくと理解が捗ります。

画像6

ちなみに皆さんがよく目にする、銀行で用いられている「トークン」は、正式には「セキュリティトークン」といわれるものです。この時の「トークン」はパスワードを発行する「機器そのものの名称」として用いられており、意味合いが異なりますので一旦認識をフラットに、今回は『価値の証票』としてあたまの中に描いていただければとおもいます。

・・・

ノン ファンジブル、およびトークンについてはイメージができましたでしょうか?

さあ、その上で「NFT」に立ち戻りましょう。『代替不可能なトークン』をつくることができるようになった、この出来事にどのような価値があるのでしょうか?

・・・

画像2

いままでデジタルの世界では、情報やデータの「複製・修正」が簡単に行えておりました。この「複製・修正」が簡易であることは非常に重要で、情報を紙で書き写す時代からひと足もふた足も前進したことに間違いはありません。自身が制作したドキュメントの修正・コピーはボタンひとつ、クリックひとつで行うことができますし、あなたが見た光景を「フォトデータ」として友人に対して指先ひとつでシェアをするなども今の時代だからこそできることでしょう。

その一方で、デジタル上で友人にシェアされたデータはあなたが持っているデータと同じものである。「代替が可能」なデータ、ファンジブル(代替可能)な状態が基本であったといえます。

そして「簡易であるからこその弊害」も少なくありません。データはネットの海では凄まじい早さで無限に増え続けるリスクがあり、現に「違法なデータのアップロード」「コンテンツの無断使用」などは無尽蔵に増え続け、デジタルの海における『データ』「オリジナルである証明ができない存在」であったといえます。

画像1

オリジナルの証明ができないということは「希少性」の証明ができない。「希少性」が証明できないということは、データそのものに価値を見出すことが難しい。そのような状況下に颯爽と現れたのが、代替不可能なトークン『NFT(Non-Fungible Token)』でした。

デジタル空間において「唯一性の証」が発行できるということは、極論、あなたの持っている『思い出が詰まったスクラップブック、水槽で飼っているカメ、履きつぶした靴、所有している土地』と同じような存在がデジタル世界で成立できるということに他なりません。アニメなどで描かれる「仮想現実の世界」に向けた大きな躍進を遂げたといって差し支えないでしょう。これってすごいワクワクしませんか...?

画像4

※ちなみに言うまでもないことですが「代替可能の性質」に罪はありません。「代替可能の性質を悪用する人」に罪があり、「代替可能」であることで実現することも引き続き多くあります。デジタルにおける「代替不可能」という選択肢が増えた、その先は我々、活用する人間次第といえます。

・・・

現実世界においてアートの資産価値が認められてきたのは「唯一性の証明」あってこそでしたが、デジタルにおける「唯一性の証明」が可能になることで現実世界に存在しない「デジタルな絵」にも正当な「価値」がつけられるようになりました。

画像7

ゲームにおいても自身が愛情をもって育成したキャラクターがNFTであることで、たとえ今のゲームがサービス停止になろうともデジタルの世界では生き続けることもできます。場合によっては別のゲームへのコンバートもできるようになります。

画像8

——などと、「NFT」はアートやゲームはもちろん、音楽や不動産、現実世界に存在するモノの価値証明、資格の証明に用いられるなど、活用事例には枚挙にいとまがなく、活用領域の急速な広まりを見せています。

冒頭にも記載いたしましたが、AniPic!で現在販売されている「デジタルブロマイド」もNFTの規格を用いて管理されています。デジタルでありながら唯一性の証明が成されているアニピク。入手されていない方はぜひ入手してみてください!

■アニピク発売ページ

第一弾「GREAT PRETENDER」CASE1-3(初回1枚無料!)


第二弾「GREAT PRETENDER」CASE4

(現在、規格を活かしたサービス機能・ストラクチャーの追加設計を推し進めています。今後のサービスのアップデートにぜひご期待ください!)

・・・

誰でも"5分"でわかる「NFT」、いかがでしたでしょうか?何となくでも「画期的っぽいね」「未来変わりそう...?」という感想を持っていただければ嬉しいです。

またいずれかのタイミングでもう少し詳しいNFTの規格などについての記事も書かせていただければと思います。引き続き、本サービスとともに何卒よろしくお願い申し上げます。

・・・


■お得な情報

★LINE公式アカウントでクーポン配布中!

https://page.line.me/tsi8871v?openQrModal=true

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

『GREAT PRETENDER』公式HP
https://www.greatpretender.jp/

AniPic! - アカウント登録
https://anipic.io/ja/signup

AniPic! - FAQ
https://www.notion.so/AniPic-FAQ-312f38f594914160903b3f1a362d3a80

Twitter
https://twitter.com/AniPic_official

Facebook
https://www.facebook.com/AniPic.Official

Instagram

https://www.instagram.com/anipic_official/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?