私にとっての推し活。
はじめに
メンバーの卒業、グループ名の変更、新メンバーの募集…
ここ数か月、私が推しているtimelesz(改名前はSexyZone)で色んな事があった。
そんな色んな変化がある中で感じたことは、
受け止め方や考え方、行動が人によって全然違うということ。
当たり前といえば当たり前。
それは、推し活に限らず、学校や会社で起きることに対してだって、友達・家族の中で起きる出来事だって一事が万事そう。
考え方も価値観も、それによって自分がその先どのように行動するかも
1人として同じ人はいない。
本当に当たり前なんだけれども、「色んな出来事」があったことで
より強く感じる機会になった。
同時に、改めて考えたことがあった。
「自分にとって推し活とは何か。」
色んな人がいるからこそ、私自身は何のために推し活をしているのか・何が大事なのかについてすごく考える機会となった。
大前提として、推し活とは生きていく上で欠かせない「must have」ではなく、あるとよいもの・あったらより楽しく生きれる 「nice to have」というものである。
だからこそ、自分の貴重な時間やお金を使う意味が本当に自分の中にあるのか?を改めて考えたし、自分の中で明確にしておくことは、自分の人生において色んな「選択」をする際にも大事なことなんじゃないかなと思った。
そんなこんなで、今回は「私にとっての推し活」について、未来の自分へのメッセージとしてここに残しておこうと思う。
決して誰かに強要したいものではないので、もし読んでくださる方がいるのであれば悪しからず。
シンプルに楽しめるリフレッシュの場
まぁ、これが一番大きい。
「普段生活や仕事をする中で感じるストレスを忘れて楽しむ」これが原点であり頂点である。
どんなに疲れていても、嫌なことがあっても推し達のパフォーマンスや楽しそうにしている姿を見れば、笑顔になれるし元気になれる。
これが一番である。
ただ、推し活をしていると、「推しの活躍を見たい!」という気持ちがだんだんと大きくなりすぎて、「推しが出ている番組は全部見なければ!グッズやCDも全部買わなければ!ライブも沢山いかなければ!」と完璧を求めるようになってきてしまったりする。
更に加速すると、「見れていないどうしよう!」「これ注文できていないどうしよう!」と完璧を求め、なぜか仕事に追われるかのような錯覚に陥り、リフレッシュのはずの推し活が疲れるものに変化してきてしまうってことも結構ある。
だからこそ、「自分が楽しめているのか?」というのは大事にしたい。
楽しいから、番組を見る。
知りたいから、情報を収集する。
行きたいから、ライブに行く。
自分の「〇〇したい」の気持ちがそこにあるのか、
シンプルに楽しいと思えているのか。
そんな気持ちがなくなってきているとしたら、ペースを落としたっていいし、推し活はやめたっていい。
そんな前提を持っていたいなというのが一番大事にしたいことだと思う。
出会いの場
推し活の何が楽しいかって、誰かと共感しあえる、一緒に盛り上がることができるということだったりもするなと、私は感じている。
不思議なもので、バックグラウンドが違ったり、普段考え方・タイプが全く違っていたとしても「好き」が同じであるがゆえに、一瞬にしてなおかつ高次元でハモることができる。
この感覚がめちゃくちゃ心地いい。
同じ温度感で盛り上がれたり、自分の好きなことについて好きなだけ語ることができ、相手にとっても楽しいことであるという感覚もすごく良い。
一方で、人と関わる中では、違うから面白いなって思うし、それぞれ趣味嗜好・考え方違っていいと思っている。
そういう面から考えると、「同じものが好き」という共通点で、色んな人とつながれる最高の機会である。
「同じものが好き」がなければ出会えないような人ともつながれる、これもまた醍醐味となっている。
だから私にとっては、人との出会いというのは「推し活」の中で欠かせないエッセンスである。
学びの場
最後になるが、私の中でもう一つ大事にしていることがある。
それが、「推しから学び、自分の人生の糧にしていく」ということである。
推し活をすることは自分の中で「お金や時間を消費」していくことではなく、「自分への投資」としたいという想いが結構大きい。
実際、私がtimeleszを推している理由も、風磨くんが好きな理由も沢山の学びや気づきをくれるからである。
彼らは、私と年齢こそ変わらないものの、「ビジネスパーソン」としては大先輩である。
10代のうちから、
どうしたらお金をもらえるパフォーマンスができるのか、どうしたら消費者から選ばれる存在になるんのか、どうしたらチームとして最高のパフォーマンスを届けることができるのか…等
単に自分たちが楽しいからだけではなく、ビジネスとして価値を届けるために常に試行錯誤をし、シビアな世界を生き抜いてきている。
だからこそ彼らの言動には、「消費者から選ばれ続けるためのポイント」や、「価値を届けるために必要な要素や考え方」が沢山詰まっている。
彼らから学べることが多いし、自分自身の成長に活かしていきたいと思ている。
勉強があまり好きでない私にとっては、楽しみながら学びを得ることができる最高の場なのだ。
後、好きなものへのエネルギーって理屈では説明つかないくらい
湧き出てくる何かがあるんだよな、と思う。
そして、その「好き」へのエネルギーをいかに色んなところに使えるかにこだわりたいな、なんて最近すごく思う。
たまにnoteを書いているのも、好きのエネルギーを上手く活用したいという想いが強い。
正直、言語化したり、文章を書いたり、人に説明したりするのはそんな得意ではないという自覚がある。でも、仕事をする中でそれらの力は欠かせないスキルであるし、努力して磨いていく必要がある。
だったら、「好きなことについて書いてみることを始めればいいじゃん!」そんな感じ。
実際、好きなことであっても、文章書くのって難しいし、時間もかかるし思考錯誤して悩むので良い練習機会になる。
推しの好きなところについて話したい、もっと多くの人に知ってもらいたい
そんな欲求を上手く活用して、自分の苦手を克服する練習機会にする、
最高のサイクルじゃない?
遊びと学びの融合。
こんな感じで「推し活で学ぶ」意識をもつと、多くの時間やお金を費やしても罪悪感も一切なくなるというメリットもあると私は思っている。
まとめ
今回、改めて自分にとっての「推し活」を整理できて本当に良かったと思っている。
軸がわかったからこそ、選択ができた。
自分にとってこれからも継続したいこと、辞めること等に悩まなくなったし、他の人の考えや意見に左右されずに、自分が一番生きやすい選択をすることができるようになったと思う。
今後も色んなことがあると思う。
それは推しの変化かもしれないし、自分自身の変化かもしれないし、何があるかわからない。
そんな時は改めて自分にとって「推し活とは何か?」に立ち返ってみたいなと思う。
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