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スピカとエチカ


東京若手演劇祭Dブロック9/3〜4と、昨日までの配信を持ちましてスピカとエチカ、上演終了致しました。ご覧いただいた方ありがとうございました。


エチカは18歳になりたくないとよく口にする、誕生日直前の女の子です。
17歳と18歳の間にはなにか壁がある気がしていて、私も高校生の時18歳になりたくないとよく言っていました。そこがエチカと近いところかなあと思います(近いのか?)。
もう来月で24歳になってしまいますが、この頃の謎の壁みたいなものを感じる時って次いつくるんでしょうか。30になる時とかかなあ。

逆に言えばこの18歳になりたくない部分以外は何も似ておらず、演じるのにめちゃくちゃパワーを要する子でした。めちゃくちゃ疲れる。笑
でもセリフは意外とすぐに頭に入りましたね、さすが聞きなれた言いなれた豊川語…。

あと配信、いかがでしたでしょうか。わりと見やすいカメラワークだったのではと思っていますが…これは身内の贔屓目かもしれないのあれですが………。
個人的には2カメか3カメあるのが配信はいいと思ってるので今回のはちょうどよかった気がします。45分だったしね。

でも自分で確認しようと思って見たら自分の粗しか見えなくてダメでしたね。笑
綺麗な照明が見たかったのに全然そっちを見られませんでした。いつか自分に満点をあげられるような芝居をしたいところ…役者に満点がないのはわかっていますが…。


ギターもね、noteでもちまちま書いたりしてましたが初めて人前で披露しました。楽器ちゃんとやってる人から見たら刺されるんじゃねえかとか思いながら練習しておりました。手、めちゃくちゃ震える〜!精進します。
歌も下手くそですみません。これも精進します。

(あとこれは余談ですが弾き語り動画をスマホの録画だけでやってみたらぜ〜んぜん歌声が入んなくてウケました。あれみんなマイクとか付けてるんですね。)

まあ反省点はつきませんが、自分なりに成長したなあと思うところもいくつかあります。
そもそもカラオケ以外で人前で歌を歌う時点で相当な度胸がついています。いやまあ学生の時もやったんだけど今回はマイクでちゃんと歌いましたからね。王子小劇場に響くおれの歌…。
こんな度胸がついた時点でめちゃくちゃ自分褒めポイントです。甘いけどね。
あと発声がなんか上手くなりました。当社比。なんでだろう。しばらくやってなかったから休めていたのでしょうか。たぶん私にしかわかんないんでしょうけどまじで高校生の時より、大学生の時より上手く発声出来ていました。いやー成長したわ〜(ゲロ甘)(まだまだなのはわかっています)


振り返りはここまでにして「大人」の話をします。

18歳の頃描いていた大人像と今24になりそうな自分を見比べた時、まっっっっっっっっったく理想ではないあたり、やっぱり大人ってそんなに大人じゃないんだなあと思います。

そもそも理想とかそんなに描いていた訳では無いと思いますが、それにしても「今人生最大にお金が無い」とか言ってる時点でその時のイメージとはかけ離れています。バリキャリになりたかったわけではないけど、フリーターになりたかった訳でもないんだろうな〜みたいな。
もっと精神的にも経済的にも安定していると思ってましたが年取るにつれてメンタル弱ってるし貯金は学生時代とそんなに変わらないし、大人の方が大変なんだなみたいな。

でも人生の最大目的(演劇できるカフェ作りたいみたいなやつ)のための勉強とかはわりと出来ているかなと思うので、前向きではあります。
この人生の最大目的については実は高校生の時から構想してるのでそこは合ってるのかな。

ていうかそもそも大学で演劇やると思ってなかったのであの時点で人生変わっちゃってるんですけどね。演劇やってなかったら今も普通に正社員してるだろうし。正社員してお金貯めてお店の構想考えてたんだろうなあ。でもそれはそれで演劇してぇ〜が口癖だったんだろうな〜。
そう思うと理想の人生とか私にはそんなにないのかなと思いますね。人生の最大目的さえ達成出来ればいいのかな〜。これが出来なかったらもう号泣しますけども。

大人の話したかったのに人生の話になってしまった…何だこの記事…。しかもすごいちゃんとした文体で書きたかったのにどんどん緩くなっちゃった…まあいいか…。


まあなんかそんな感じで大人とか18歳とか舞台の内容だけでなく自分についても考えることが多い舞台でした。今回も特に賞とか取ってませんが(ていうか審査対象外)、3年前の東学祭のリベンジは果たせたかなと思っています。

改めてご覧いただきありがとうございました!
また次の予定出来たら告知します。今のところ無いのですがバイト頑張りつつ色んな挑戦できたらな〜と思ってます。


エチカ役
佐倉ゆい花


おわり



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