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映画のはなし

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観た映画の感想をあーだこーだ言っています
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#映画

『パラサイト 半地下の家族』の感想

久々の映画のはなしnoteです。 日本公開から一ヶ月以上経ったので、ネタバレをどんどんしながら感想を述べていきます。 「まだ観ていなくてネタバレは絶対に嫌!!!!」な人はどうか読まないでください。賢い読者のみんなたちなら、自分で判断できると信じています。 パラサイトは日本でもとても話題になっているので、インターネットを検索すれば素晴らしい解説サイトや解釈・批評が溢れているから、これから書くのは本当にとても個人的な感想です。面白さは保証していません。 私の人生ベストフィルム

映画『海獣の子供』をみたことのはなし

先日、1年近く会っていなかった大学時代のサークルの先輩から 「良かったら海獣の子供を観に行きませんか?」 というメッセージが突然きた。私は嬉しくなって、正直に言うとあまり興味のなかったこの映画を観に行く誘いを喜んで受けた。だって人から誘われたら嬉しいもの。続けて先輩のメッセージには 「君の名は。を一緒に観に行ったから、アニメ映画をみるなら、ゆさんかなと思って」 なんて書いてあって、そんなこと言われた暁には口角が上がって上がって、上がりっぱなしよ。分かるでしょう。 ちなみ

『彼らが本気で編むときは、』を観て

まぶたが落ちたのは随分と遅い時刻だったのに、どうしてだか普段より早くに目が覚めてしまった。二度寝をしたら友人とのお昼の約束に間に合う気がしなかったから『彼らが本気で編むときは、』荻上直子監督(かもめ食堂、めがねなどの監督)、2017年公開を観た。 私は小さい頃から涙もろいタイプで、たとえば小学生の頃に地域のお年寄りから戦争体験の話を聞いた時など、クラスいち熱くて涙もろい藤原くん(仮名)と私の二人だけがその授業で涙を目にいっぱいためてしまうくらいには涙もろい(藤原くんは鼻を真

あけおめこたつ映画

とても久々に書いてる。深夜。 映画館で『シュガーラッシュ:オンライン』(吹替版)を観てきたのでその感想を。鉄は熱いうちに打ての精神で書きなぐりたいと思います。ちなみにBOXシートというソファ席のある映画館だったよ。冬限定でこたつ仕様になってるよ。湯たんぽこたつだけど、映画を観る間くらいは十分に暖かいので大満足。 前作から6年経っているから、前の細かい内容はうろ覚え。続編って立ち位置なので前作を観てからだとより楽しめると思う。あ、ストーリ展開という意味でのネタバレはしない方

映画のはなし(ワンダー君は太陽)

今日はおおよそ1か月振りに映画館で映画を観てきて胸がいっぱいになったので思うままに書き連ねています。というような書き出しを書くのも2回目。なぜなら30分以上かけて書いていた思いの丈がパソコンがフリーズしたことにより白紙に戻ってしまったから。一度目よりもよく書けることを祈ってキーボードを叩くことにします。めげない。しょげない。泣いちゃダメ。 『ワンダー 君は太陽(原題:Wonder)』という映画を観てきた。あらすじは検索すればすぐ出てくると思うから詳しくは書かないけれど、病気