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カメラオブスクラが映し出す日常

1.カメラオブスクラとは 『カメラオブスクラ (camera obscura)』とは、ラテン語で“暗い部屋”を意味します。カメラオブスクラは像を投影するためのものであり、古くから素描などに利用されてきた装置です。映し出される像はピンホールという小さな穴を通り、実像が逆さまになって映し出されます。カメラオブスクラの原理を利用していた当時のヨーロッパの画家たちは、映し出された像を素描で残していたため、今でいうところの撮影という行為は素描であったといえるでしょう。レオナルド・ダ・

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