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それ子どもに読ませちゃう!?容疑者Xの献身

今日の本は東野圭吾の「容疑者Xの献身」です。

言わずと知れたガリレオシリーズの傑作。
第6回本格ミステリ大賞、第134回直木三十五賞を受賞しています。
天才数学者なのに不運な巡りあわせで高校教師となった石神。
石神は、娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せています。
彼女たちが前夫を殺害したことを偶然知った石神は、二人を救うため完全犯罪を企てるという内容です。
犯人は最初から分かっているのにトリックが分からない。
まさかの方法で石神は完全犯罪を成し遂げていたのです。
あまりにも深い愛。
献身。
ラストは涙なしには読めません。

実はこの本、中学生の娘はもう読んでいます。
トリックは面白いし、石神の愛の深さに驚かされるしで、これはもうおすすめ!と思って渡したのですが、そこまでのリアクションはなく…。
スラスラと読んでいたので面白かったことには間違いないと思うのですが、こちらが思った以上に感情の起伏ゼロでした涙
これは映画も面白かったので、今度一緒に見てみようかな。
読んだ本がどういった風に映像化されるのか見るっていい経験ですよね。
自分の想像したものや解釈の違いを楽しめて私は好きです。
逆に映像から入ってしまうと、それに囚われすぎてしまうんですよね。

東野圭吾の「容疑者Xの献身」の子どもへのおすすめ度は

中学生へのおすすめ ★★★★★
小学生へのおすすめ ★★☆☆☆

殺人はありますが暴力的な表現はありません。
性的表現もなしです。

中学生におすすめです!
大人にももちろんおすすめ。



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