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200223 『Pamilya(パミリヤ)』2日目

10時すぎ、言われた時間より少しだけ早く現場入り。練習室の中では村川さんとジェッサさんが稽古をしているようだったので、ロビーでnoteを書く。そもそも今日はnoteを書くことの現場感をあげようと思って前乗りした節もある。11時すぎ、noteをだいたい書いたころ、長澤さんや豊山さんがやってくる。

12時、記録映像の撮影の方が来る少し前に村川さんがロビーに出てきて、「ごめん、13時まで稽古させて」と言う。記録撮影の方にお待ちいただく。現場での時間変更はまあよくあることだなあと思う。13時すぎから場当たりでいくつか確認し、14時通し。
村川さんはテンポ感を気にしているようだった。お昼の通しだったこともあり、全体的に動きがゆっくりしすぎているという印象を持っているようだった。「初日のお客さんの印象を見ていると、たぶん良い作品なんだと思う」と村川さん。でもそれを2回やるのは大変なことだ、と言い「作品がもうあるわけじゃない、1回1回つくるんです」と言う。

ジェッサさんの細かな動きにひとつひとつ注文をつけていく。「それだと遅い、車椅子が動き始めたらそこからGOで」「朝、っていう言葉を入れることで、そこが朝だ、ということが伝わるんです。それがないとなんだかわからなくなってしまう」などと。

夕方、再びジェッサさんに渡す時間を経て、客入れ準備。今日は満席が予想されているので、豊山さんがてきぱきと座布団などの準備をしている。財団の方やAMCFの方も続々と登場。さらに今日はアフタートークもあるので、その準備もしている様子。私は村川さんに頼まれて当日パンフレットで配るものをコピーしにコンビニへ。

18時半受付開始、今日は当日券目当ての方が多い。福岡のこういうイベントものは、イベント関係に携わる仕事をしている人ほど当日券狙いな確率が高い気がする。ゆえにばたばたするので、本当に予約してくれ〜と思うけど、当日券派には当日券派の事情があるので、きてくださるだけでもありがたい。今日は業界関係者の方が多い気がする。
5分ちょっと押して開演。階段まで座布団を敷き超満員。客席の熱量が高い。冒頭の村川さんの前説の段取りで、昨日と同じぐらいテンポよく進む。

20時半終演、直後にアフタートーク「キビるトーク」。大澤寅雄さん、宮田智史さんという、私が普段一緒にお仕事をさせていただいている方が聞き手で、村川さんと私が登壇。私もちょこちょこしゃべる。どうやってジェッサさんを選んだのか、決め手は何か、お客さんに託す演出について、など。劇中で使われる「瀬戸の花嫁」という楽曲の話が盛り上がる。けっこう多くの方がトークに残ってくださって、聞きながらブックレットを読んでくれたり、アンケートを書いてくれたりしている様子で良い感じ。客席からも質問がばんばん飛び交っていて、福岡にはこういう文化があるなあ、面白いなあ、と思う。

21時すぎ終演。ロビーで口々に感想を言い合うお客さんとおしゃべり。村川さんは取材対応。その後中洲川端の居酒屋で、京都からきてくださった演劇関係者のみなさんや村川さんの学生さんたちと楽しく飲み会。屋台にまで行ってしまい当然終電を逃す。

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