石巻再生へ漕ぎ出そう

亀山紘石巻市長に聞きたい。「女川原発2号機再稼働同意はなぜか」

                           2021年1月
                      ジャーナリスト相澤雄一郎

 宮城県は女川原発再稼働を行うため牡鹿町谷川浜の県道に避難道路建設を検討した。東日本大震災後だが、日時については前のことなのではっきりしない。亀山紘石巻市長はかつて石巻市の宮藤電気工業専務と会って女川原発避難道路建設について協議した。1980年4月、「石巻かほく」創刊の責任者だったので、女川原発1号機の建設取材によく行った。避難道路建設は県道路関係部門が担当した。亀山石巻市長に専務が相談したら「自分は共産党支持だから原発反対。印鑑を押したくない」と言われたれという。東日本大震災で福島原発1号機がメルトダウンした。原発再稼働は今後難しいと思ってきたが、女川原発2号機の再稼働について亀山石巻市長は村井宮城県知事の再稼働方針に賛成するという新聞テレビ報道を見て亀山市長の本心はどうなのかと首を傾けた。石巻市議会でも再稼働について亀山市長の発言は全くない。河北新報2020年11月21日の朝刊に「女川再稼働を問う むなしき同意」とあった。私は、河北新報の新聞記者は亀山市長の本体を知っているのか、と言いたい。

 宮城県道路関係責任者の避難道路建設について取材したが「今は何も言えない」とのことだった。

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