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出会いを失うのは忘れた時だけ

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ステキな人との出会いから、色々な視点が広がった事を留めるマガジン
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日本酒と落語の会

1月7日に、日本酒と落語の会という 坪井長屋の会場に行ってきた。 そのイベントは「日本酒と落語の会」という名前のイベント。 落語を聞きながら日本酒を飲んで楽しい時間を過ごす場所。 そこの場所はとてもユニークで、 一緒にネットラジオをやっている三味線奏者の方や アーティスト兼社会人類学者の准教授や 民族楽器マニアの方、阿蘇で英語を教えるアメリカ出身の方々 一級建築士の方や音楽家など… みんなでワイワイしながら落語と 美味しい料理を食べながらお話する場所なんです。 落語もチ

ある、アーティストの人(モノガタリ)

焼酎が好きのアーティスト。 長い付き合いで、他人の結婚について議論して喧嘩したり、 つい口をついて要らない事を言っちゃったりして怒られるような仲で…。 そんな彼が、ある日焼酎バーで 物語について熱弁していた。 「物語はロジックがあってその間には相手の…」 (チェ…飲み会の時に真面目な話をしているなぁ〜) と、少し構って欲しくてチョッカイ出した。 「僕は左目に水が溜まっているんだよー」 突然のカミングアウトに会場を沸かせ、 「水が溜まっていたら失明しち

ある、絵描きの人

ある夜、あるアーティストの方の紹介で 絵描きの人に出会った。 その方から、絵を教えてあげるよと、 とある喫茶店で絵を見ていただいた。 トーンやラインが良くないことや、 書き方が遅いことを指摘された。 絵描きの人は、 そう言いながら、絵を描いていた筆線は素早く 均質なラインが描かれていた。 「似ていないけど、絵になったから良し」 絵の良し悪しのことについては 「どこまで描いて、どこまで描かないかの線引きの感覚が大事」 という、書き手の留めの部分を指摘され