見出し画像

O-zine【番外編】音楽をちゃんと聴くプロジェクトの続報です

先日「レコードプレーヤに興味が出てきました」という記事をアップしましたが、その続報となります。

月イチのブログ「O-zine2月号」でも少し触れたのですが、アナログLPレコードというフォーマットに憧れていて、コレクション要素や部屋に飾れるインテリア・アイテムの要素があるため、気に入った作品は物質として持っていたい気持ち。

しかし、よくよく考えると、レコードプレーヤーがどうも自分には向いていない。扱いが難しそうです。そしてオーディオに関して右も左もわからないド素人なため、何か指南役になりそうなものを探し、この本にたどり着きました。

オーディオがまるごとわかる本2023

ガッツリ読んでみると、昔ながらのレコードプレーヤーを中心にしたこだわりのシステムを組むか? それとも現在ならではのPCを中心にサブスクを使うことを前提にしたミニマムなシステムを組むか? という大枠が見えてきました。それぞれのメリット・デメリットや様々な機材、予算などかなり参考になりました。

コレクションする楽しみは薄れるけど、自分に向いているのは、サブスク派かな…。今持っているPCが使えるし、サブスクの月額料金は掛かるけど、LPを買い集めるほどの投資や時間の手間がかからず(それが楽しいところではあるのですが)、数千万曲という無限のライブラリから好きな音楽を探せる。そしてPCを前提にしたシステムなら、比較的安価な初期投資でそれなりの音を再現できる。

さて、本を読むことで、システムを組むのに必要な機材が分かりました。いろいろ検討した結果、手の届く予算の範囲内でシステムはひとまずこのようにすることにしました。

メイン再生機:PC(iMac)現在使っている物

DAC:iFi ZEN Air DAC

スピーカー:PreSonus Eris E3.5 BT

このセッティングにした理由
①追加するのはDACとスピーカーだけでよくシンプルなこと。最小システムで音が良くなる点。
②機材自体も安価で済む
③ゆくゆくはこだわりたければシステムの入れ替えなどもできる
④サブスクの低価格でたくさんの音楽が聴ける。音源を買わなくて良い。
⑤スピーカーはアンプが内蔵されているアクティブスピーカーでアンプがなくても聴ける。

予算を最小限に抑えて、音質は高級なステレオシステムほどではなくても、効果が実感できるという点にこだわりました。また場合により真空管アンプの廉価なものを追加したいと考えています。

そして、肝心のサブスクサービスですが、自分はiMacなのでひとまず「apple MUSIC」に加入を考えています。ハイレゾに対応しているし。同じくハイレゾサブスクではユーザーの利用者数などでは「Amazon Music」に分があるらしいので、そちらへの乗り換えもあるかも。今までSpotifyを無料で利用していましたが、ハイレゾ対応していないようですね…。

あと追加情報としてはZEN Air DAC、PreSonus Erisは書籍内での高評価はもちろん、YOUTUBEで性能の良い製品ということでいくつもの動画が上がっており、選択の決め手となりました。

余談ですが、一番の気付き・驚きは、今まで自分はちゃんとしたきれいなサウンドで音楽を聴いていなかったことが理解できたことです。試しにZEN DACが届いた時点で宇多田ヒカルさんの大ヒットデビュー曲「Automatic」をヘッドフォンで聴いてみました。(懐かしい!)ハイレゾより、より音質が良いとされる「ハイレゾロスレス」で聴けます。当時リアルタイムで聴いていた時より、サウンドの細かい点に気づいたこと、それにより曲の中で表現しようとしている、ティーン女子の切ない恋心のような気持ちがよりリアルに伝わってきました。今まで聴いていたのは、何だったのか?…

機材など音楽を聴いている人でもあまり気にしない、ほとんどの人がこだわらない部分かと思いますが、少しでも良い音で聴き、好きな音楽・感動して涙が出てくる音楽をどんどん増やしていければというのが一番の目的です。

あなたのミュージックライフに、何かの参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?