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「バカ殿」から学ぶ、なぜ日本でリーダーが育ちにくいのか。

これが最善の道、と思ってやっているのに、
虚しさを感じることは
ありませんか?

間違ったことなどしていない。
むしろ、親や世間から評価されるような
ことをしているのに、
なぜか心が満たされない。

それは
「自分のやりたいことをやってないから」
かも知れません。

あなたは自分のために生きていますか?


【日本人が忖度する理由】


集合無意識の「マイナスの母性」に
乗っ取られた集団は、
同調圧力でわかります。

日本は母性社会なので、
学校や職場、世間、そして家族、
あらゆるところで同調圧力を経験したことが
あると思います。

誰がそうしているのか
主体がわかりにくい圧力(=同調圧力)が
起きるのは、集合無意識に乗っ取られて
いるからです。

あなたの虚しさは、
「暗黙の期待」に乗っ取られて
知らないうちに空気を読んで
生きてきたからかも知れません。


【心をまとめあげるリーダーの存在】


私たちの無意識の中には
矛盾する気持ちがたくさんあります。

それらに気づかぬ間に乗っ取られて、
また、次の背反した気持ちに乗っ取られて、
同調圧力や、暗黙の期待にも乗っ取られて、

本当は、自分自身が何をしたいのか、
気づいてないのかも知れません。

本当の自分が
わからなくなってしまっているのです。

バラバラな気持ちに
振り回されているときには

心の指揮者である「成熟した父性」が、
あなたのオーケストラをまとめあげて
導いてくれます。

【幼稚な父性の象徴、「バカ殿」の文化。】

しかし、父性を阻むものが2つあります。

1つは、「子供っぽさ」です。

「マイナスの母性」が背後から、
子供のまま育たないようにして、

子供のままのリーダーが
会社や組織を未成熟のままにして、
機能不全にしてしまいます。

2つめは、「家父長制度」です。

家父長制度の下であれば、
家長をはじめ個々の構成員(一族)は
成長しなくても何とかやれてしまいます。

(でも代を重ねるうちに、内側から組織を
腐らせることにもなりかねません)

昔の話ですが、志村けんの「バカ殿」という
コントがありましたね。

お殿様が子供じみたことをやり続けるのを、
家老と家臣と腰元たちが徹底して
とりつくろっていく話です。

家長と長男が未成熟でも
周囲が役割に当てはめて、
虚像を作ってしまいます。

虚像である父性は、
「威厳があって、固い」
というイメージですが、
そんな一面的なイメージに縛られていたら
父親も不自由です。

そんな父性では、
異質なものを異質なまま受け止めて、
まとめあげて目的に導いていくことは
できません。

また、高度経済成長の時期は
父親は仕事で家にいませんでした。

父親との体験、父親との付き合いが少なく、
父性のイメージが欠けている、
あるいは偏ったイメージなのかも知れません。

感情的に切れる父親。
反対に、子供を甘やかし放題の父親。
それでも家父長制度の意識の下であれば、
とりつくろって生きていけるのです。

そんなイメージしかないと、
あなたが父性を発揮しようとするときに
迷いや、戸惑いが出てくると思います。
不安や怖れも感じるでしょう。

父性と男性性が
混同してしまっている場合もあります。
男らしくても、父性のない人もいます。

父性は人間の属性なので、
女性であっても、
豊かな父性の持ち主がいます。

父性とは、
威張って命令することではありません。
全員を納得させて、引っ張っていく器量です。

まとめあげる力
理念、文化の継承
全体的客観的視点
指導力
愛情

同調圧力に
乗っ取られてしまいがちな状態から
「離れて、まとめて、導く」性質です。

心の中の
いろんな気持ちをまとめるだけでなく、

異なった考えの人たちをまとめて
次元の異なる調和と達成感へといざなう、
オーケストラの『指揮者』の働きをするもの、
それが「成熟した父性」です。

今まで父性というものについて
考えたことがありますか?

自分の父親、祖父、
あるいは物語の中の父親像…。
具体的な「人」ではなく、
父性とはどういうものなのか。

人間を精神面で支え、
成長させてくれる働きをするもの、
父性。

何をしても虚しい。
生きる気力が湧いてこない。

そんなあなたが
本当の自分を取り戻すために
なくてはならないものです。

6月24日(土)から始まる中級講座第4部は、

・「マイナスの母性」がどんな時に現れているのか
・「マイナスの母性」から、どう抜け出ればいいのか
・「成熟した父性」の育て方

などのテーマを中心に構成されています。


よい種も、
豊かな土壌に蒔かねば芽吹きませんね。
明日の豊作を願うなら、
まずは、あなたの心の畑を耕すことです。

皆さんと、
中級講座第4部でお会いできることを、
心より楽しみにしています。


詳細&お申し込みはこちらからどうぞ。

(申込み期限:6月9日まで)

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