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飲食店の集客方法 ~SNS編~

飲食店で”集客”する為に、すぐに思いつく方法は、”広告”だと思う。
しかしながら、”広告”には多額のお金がかかります
・TVCM
・折込チラシ
・看板設置
・youthbe広告 などなど
大なり小なり、必ずお金が掛かかります。
しかしながら、今の時代お金をかけずに出来る"販促"があるのです!
それは、
「SNS」  「無料WEB媒体」です。

この2点です。

それでは、まずは”SNS”について紹介します。

SNSと言えば、
・Instagram
・Twitter
・YouTube
・Facebook
・LINE@
などの”SNS”は、なんといっても”無料”で使え、かつユーザー数も多く
さらに、"拡散力"も高い!
これらを"駆使"することで、コストが掛からず、お店を”宣伝”出来る訳です。

一昔前では、
・メルマガ
・アプリで、
お客様の "情報" をお店側がGETし、定期的にお客様へインセンティブ付きのダイレクトメッセージを送信することで、お店の事を思い出してもらい、"集客"に繋げてきました。しかしながら、このやり方では、お客様個人との直接的なやり取りの為、一定数の集客に繋がるメリットはあるものの、”拡散力”は弱く、お客様への認知の広がりは遅いのです。

また、”今”は、お店の情報発信よりも、”口コミ”の方がパワーを持っている時代!です。

お店側がいくら、「○○の商品は美味しいですよ!」と宣伝したところで、
自分の友達の「あそこのお店の○○の商品!めっちゃうまかったよ!」
の一言には、かなわないのです。要は、

お店の広告 < 知り合いの口コミ

のパワーバランスという事!

だからこそ、お店側が、拡散力のあるSNSを駆使し、「良き口コミが拡散する仕組み」を設計することが、必要なのです!

それでは、どのようにすれば、お客様は口コミを拡散してくれるのか?
①SNS発信すると、”得に”なる仕組み(インセンティブ)
②SNSの発信をしたくなる”商品”、”体験”の提供
の2点
まずは、1点目は、お店の宣伝をしてくれたら、お店側が発信者(お客様)にインセンティブを出すといった内容!

例えば 
【#お店の名前 で投稿してくれたら】
・デザート1品無料
・乾杯ドリンク無料 など
私の知るお店では、お店の事を紹介投稿してくれたら【フォロワー数分、金額値引きします】というお店まであった!仮に1万フォロワーの人が、自分のインスタへお店の事を紹介してくれたら、1万円の金額を値引くといった内容!

要は、一万フォロワーの "プチインフルエンサー" は、"ただめし" を食べれる訳である。しかしながら、お店としては、1万円の食事代の原価は約3,000円程度、3,000円の販促費で1万人にお店の事を知ってもらえるチャンスを得ている事になる。
(ちなみに、折込チラシを1万枚配布しようとすると概ね10万円はかかる!)

これを、高いと思うか、安いと思うかは人それぞれだが、いかに多くの人にお店を知ってもらうかを設計することは必要なことには違いない。

2点目は、SNSを発信したくなる"商品"や"体験"の提供だ!
この2点目を設計出来ているお店は本当に強い!

ディズニーランドへ行ったら、必ずと言っていいほど、シンデレラ城やキャラクターと写真を撮り、それを誰に言われるなく、自ら進んでSNSへ投稿しませんか?
まさに、この状態です!

要は、自らSNSへ「投稿したい」状態にする!これが出来たら"勝ち"である!
その為のステップは、当たり前だが、
①写真を撮る
②SNSへの投稿
のステップを踏む。
要は第一ハードルは”写真”を撮ってもらう事なのです。

飲食店では、
・インスタ映えする商品
・誕生日でのサプライズ などなど
写真をとる”きっかけ”を、お店側が用意しておくことが必要不可欠です。
特に、
・誕生日
・記念日
・入学&卒業
などの”ハレの日”は、誰もが”写真”に収めたい日です!

この”ハレの日”に利用されるような”飲食店”であれば、
"ハレの日"用のスペシャルメニューやデザートを特別に提供し、
そのタイミングで写真を撮って差し上げる!
「よろしければ、皆さんで写真を撮りますよ!」
この一言が言える飲食店は強い!
今一度、ディズニーランドを思い出してもらいたい!
ディズニーランドでは、キャストさんが進んで
「お写真撮るの手伝いましょうか?」との一言が溢れている!
当たり前のように、”店内”で写真を撮る!ここを設計することがまずは必要なのです!
続いて、お客様のお店に来店するまでの流れを考えてみよう!

消費者行動の変化

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みなさん「AIDMA(アイドマ)」の法則はご存知だろうか? 
上記表のプロセスを経て、購入に繋がるモデルだ!

車を例にしてみます。
① TVCMを見て某メーカーの新車を知る。(attention)
② 興味を持ちパンフレットを取り寄せる(interest)
③ パンフレットを見てのってみたいと欲求が湧く(Desire)
④ 販売店に見に行ってみようと記憶する(Memory)
⑤ 来店し購入(Action)
っといった流れです。

しかしながら、今は”インターネット”が普及したことにより、上記モデルでは、説明できなくなってきたことにより、
新たに「AISAS」モデルが登場しています。

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こちらも車を例にします。
① フォローしている友人のSNSで、某メーカーの新車を知る(Attention)
② 「かっこいいなぁ」っと興味を持つ(Interest)
③ ネットで”価格”や”性能”を調べ、比較する。(Search)
④ 販売店にて購入(Action)
⑤ SNSや口コミサイトにて、画像や使用感などを投稿(Share)

といった流れに変化してきています。

これを、もう少し簡潔に飲食店で例えると、

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①お店の存在を友達のSNSを見て”知る”
②「どんなお店なんだろう?」と、"SNS" や ”グルメサイト” など、インターネットへ接続し "調べる"
③そこで、興味が湧けば、"来店&購入" に繋がる
といった訳です。
要は、「SNSで良き口コミ」が拡散されただけでは、来店に繋がらず、
一旦、ネットを介して ”調べる!”という作業が新たに加わり、
そこで ”興味” が沸けば、来店に繋がるといった訳です。

そこで必要になってきたのが、
お客様が調べた時に、検索にヒットするツール!
すなわち、

SNS
・グルメサイト
・ブログ
・メディア媒体

が必要になるという事です。

飲食店では、
・ホットペッパー
・ぐるなび
・食べログ(一部無料掲載可)
・Retty
などの "グルメサイト"を整備しているお店も多いですが、
これらに関しては、ほとんどが有料です。

まずは、無料の”google my ビジネス”、すなわち”google map”の登録をお勧めします。

ひと昔前までは、上記で紹介したグルメサイトを介して、お店を探していましたが、
今は「ググって探す」が基本スタイルになっています。

要は、Googleで「東京駅 居酒屋」と検索しお店を探すようになってきています。
そこで、googleマイビジネスにお店の情報を登録しておくだけで、gooleMapの検索にヒットし、さらに、他の予約システムと連動することにより、google MapでWEB予約まで完結できます。

このように、googleで「エリア」と「業種」で検索する人、

例えば、
新宿 × 居酒屋
渋谷 × カフェ
目黒 × しゅぶしゃぶ

とかです。
この「エリア」と「業種」で検索をかける人の約70%は、google mapを見るわけです。

Google my ビジネスを登録すれば、googleでの検索にヒットするようになります。
ぜひ無料ですので、すぐに登録をしてみて下さい。

つづいては、こちらも "無料" で掲載できる
・SNS
を整備することをお勧めします。

特に、SNSでは、Instagramをお勧めします。

Instagramでは、
・直接お店への”問い合わせ”ボタン
・“WEB席予約”ボタン(他予約システムと連動)
・”テイクアウト注文”ボタン(Urber Eats等との連動)
などのボタンをつけられ為、

①知り合いのインスタでお店を知る
②インスタ上でお店を探す
③興味が湧きフォロー
④インスタ上で問合せ、予約
といった流れで、
知る➡予約
までの流れがすべてインスタで完結するので、
SNSで何を始めてよいか迷っているのであれば、
まずはインスタ開設を強くお勧めします。

SNSも大切だけど、やっぱり自店の「HP(ホームページ)」が欲しい!
という方にお勧めなのが「favy(ファビー)ページ」
この「favyページ」は、飲食店専用のHP作成ツールで、スマホ一つで簡単にHPが作成できます。また、無料なのにも関わらず、ネット予約機能も付いています。

まとめ

みなさん如何でしたでしょうか?
消費者動向の変化に対応し、ぜひコストをかけずに "集客" に繋げていきましょう。
整理すると、
【お客様に良き口コミを発信してもらうために】
①SNS発信すると、”得に”なる仕組み(インセンティブ)
②SNSの発信をしたくなる”商品”、”体験”の提供
この2点を設計しましょう。

また、
【お客様の検索にヒットするように】
・SNS(特にインスタ)
・googleマイビジネス
・favyページ
を整備し、
①お客様がお店をSNSで発信
②お客様のフォロワーがSNSをみて情報を受信
③インターネットでお店を検索
③お店に興味が湧き
④来店
このサイクルを回し続けることが出来れば、
大きなコストをかけずに、”集客” に繋げられます。
ぜひ、「SNS」×「google」を駆使していきましょう!


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