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僕の好きな服

古着が大好きです。
でも古着だからなんでも好きなんじゃなくて
選んで手に取るまでの、場合によっては購入後に手入れをしたり、全体でバランスを取るためのアイテムを考えたりして、そして自分のものにしていくその過程が好きなんです。

きっとそれは着回した服を古着屋さんへ持っていくほど、
服を大事にしている人が手放したもの。

さらにお店のスタッフの目利きに叶って店舗にならぶ。

そうして時間をかけて出会えた服は最新の流行からは少し外れているかも。でも、その服に惚れたら替えは効かない。
サイズも色も1点もの。
出会えたストーリーも大切。
海外旅行先とか、昔から憧れていた街の素敵なお店とか。
なんとなく欲しかった形とか。
クローゼット事情も。

そんなタイミングがバチッと合わさり、
購入を考えるけど、僕はだいだい別日にします。
古着は特にマジックにかかりやすいかも。
お店の雰囲気とかその服自体の魅力に取り憑かれてしまい、
自分が着こなせるか、ほかの服と上手くハマるか、
それらよりも魅力を優先してしまいます。

一晩以上ゆっくりイメージをします。
または1週間、時には1ヶ月。
病める時も健やかな時も、その服と過ごせるか。
それでも欲しかったらその気持ちは本物。

写真のDickies のデニムシャツはサイズも色合いも気に入ってるんだけど、何よりボタンが細かくてメタル素材で可愛い。

下北スペースというマレーシア自宅の近所の古着屋で購入したんだけどそのお店も可愛いのなんの。
80年から00年くらいまでのポップカルチャーが詰まってて。

そこで見つけた古着が薄い水色のデニムシャツ。
僕の好きな服。




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