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ゆういちの一生 第17.5話「ゆういち誕生から高校卒業までを振り返る。」

ゆういち誕生から高校卒業まで。

こんにちは。
ゆういちです。
ゆういちの一生は高校卒業のところまで進むことができました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

ゆういちは18歳からは香川県を出て、東京での生活がはじまりますので、
前回で京都、滋賀、香川でのお話は一区切りとなりました。
なので、今回は、ゆういち誕生から高校卒業までを簡単に振り返ってみたいと思います。

ゆういちの強さ。

まず、ゆういちの強さについて。

小さい頃は、
三面鏡を割ったり、
コンセントにカギをさして感電したり、
自動車を動かしてみたり、
まあまあ悪いことをします。

しかし、悪いことをしようと思ってやっているというわけではなさそうでした。

例えば、コンセントに車のカギを挿したのは、
車が好きで、カギを挿すだけで大きな車が動くという現象に惹かれ、
車のカギは挿すとモノを動かせる不思議な力があるのだと考え、
ちょうど鍵が挿せそうな穴がコンセントの所にあったので、
挿して実験してみた。
という感じなのでしょう。

興味を持ったことを探求し、
それが行動につながるという強さを持っていたようです。

だんだん大きくなって、
オールナイトフジという番組を見たくて、家の屋根に登り、アンテナの向きを変えたり、なんとか大学に受かるために、勉強の仕方を考えたり、
話したことない女子と話すためにいろいろな作戦を考えたりと、
目的に向かって考えて行動する様子が見られました。

残念ながら、運動ができないし、気が弱いので、
言動はとても控えめで、ビクビクとしながら生きていましたが、
内面には強いものを持っていたみたいです。
これは、みなさんからの感想でジワジワとそう感じ始めています。

ゆういちの芸術性。

次はゆういちの芸術性について見ていきたいと思います。

ねんど。

現在の僕は、ねんどが好きで得意だということを生かして、
講座をしたり配信をしています。

小さい頃のゆういちは、
手が荒れて皮がむけてもねんどを離さなかったというくらいねんどが好きでした。
しかし、特に理由もなくだんだん作らなくなっていきます。

絵。

絵を描くことは小さいころから好きでした。
図鑑を持ち歩いてそれを模写していたそうです。

しかし、幼稚園の頃に他の子と違うことを気にして他の子のマネをして描いたりして、
他人と同じようにできないことを意識し始めます。

5,6年生の頃は、学校で絵の賞をもらったりしていましたが、
ひいきだと言われ、目立つと面倒なことが起こると考え、

中学生の頃は絵をまともに描かなくなりました。

ただ、高校に入って美術の先生に恵まれ、
授業では絵を描き続けましたが、
普段絵を描くことはなくなりました。

歌。

歌は、小学校1年生の頃に、お隣さんのコタツの上に乗って歌うほど好きだったんだと思います。
でも、小学3年生の頃にオンチと言われそれ以降人前で歌わなくなりました。

芸術性のもろさ。

小さい頃の芸術性はもろいものがあります。
まず、正しいか正しくないか、そして多数派か少数派か、
そういったことで、自由に表現できなくなっていき、
表現をしないからさらに下手になる、という循環に陥ってしまいます。

だから、子どもたちの表現力を伸ばしたいときは、気を付ける必要がありますね。

ふが悪い。

この地域特有の考え方「ふが悪い」の影響をかなり大きく感じます。
「ふが悪い」とは香川県の方言で
「かっこわるい、みっともない、体裁が悪い」
という意味です。

・いじめられるのはふが悪い。
・プレハブに住むのはふが悪い。
・受験に落ちるのはふが悪い。
 などなど。

「ふが悪い」を回避する究極の方法は
「はじめから何もチャレンジしない」
ですね。

この言葉を使い続けると、
人は表現もしなくなるし、
行動もしなくなるし、
他人と同じことを言い、
他人と同じ行動を取るように
なってしまうんじゃないかと思います。

みんなすべっている。

また、このメルマガをはじめて分かったことは、これです。

「みんな、喜ばせたいと思ったのにすべっている。」
「そのすべったことが悪と捉えられることが多い。」

女子と仲良くなりたくて、三つ編みをほどいてしまう。
ゴリを笑わせて仲良くなりたいと思ってゴリラのチラシを見せる。
冗談のつもりで「パンツ脱がすよ」って言ったらスケベ扱いされる。
自分に興味を持ってもらいたいと思って「ひいきやー」って言う。

僕を含め、いろんな人が良かれと思って、たくさんすべっていることが分かりました。

だから、何か良くないことをしている人、イヤなことをしてくる人は、
きっと、その表面には出ていない感情を持っていて、
すべっている最中なのだなと思うようにしています。

友達。

友達は、自分からは作りにいかずに来たら付き合う、
去っていったら去っていったまま、でしたね。
なので、来たらだいたい誰とでも仲良くしてたんじゃないかなって思います。
そして、僕が楽しませようとしてすべって怒らせて関係が終わるとか
なのかもしれません。

女の子。

いろんな女の子を好きになってきましたが、
かるよちゃんが相性がよかったのだと思います。

他の子たちに対しては好きの種類がちょっと違う感じがして、
「顔がきれいだから好き」「才能があるから好き」みたいに、
優れているから好きという感じだったのかなって思います。

笑い。

おもしろいことが好きだし、笑わせるのが好きだったので、
仲間内で面白いことを言うくらいはしていましたが、
表に立って表現をする、というところまではいきませんでしたね。
心の中ではフツフツとその気持ちはあったのだと思いますが。

続くよー。


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