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【レポート】 小満のuniごはん会

「小満〜しょうまん〜のuniごはん会」

令和1年5月25日(土)
夜になってゆく江古田にて

【ご案内文】
ゴールデンウイークを過ぎ、薄らと汗ばむような陽気に包まれてきました。
あっという間に春から夏に移り変わってしまいましたね。
身も心も軽やかになっていく、夏の始まり。
この月を、初夏を告げるほととぎすの第一声を待つ鳥待月(とりまちづき)とも呼ぶそうです。
私は清らかに和する、清和月と呼ぶのも好きです。この季節を簡潔に言い表した、平和で、優しく、朗らかな様。
今季はさわやかな夕方の空気を楽しみながら江古田を食べて、眺めて、散歩して過ごしたいと思います。初夏のか江古田を楽しみながら一緒に江古田のまちをパトロールしてみませんか?

まずは、江古田駅北口方面からパトロール。江古田市場は相変わらずカラフル。最近(といっても今年の頭くらい)にできたパーラー栄さんで、山梨のワインを購入。持って歩ける、楽しめる感じとオーダーしたら鶴の絵がめでたいナイアガラのワインをお勧めいただいた。

早速、素敵なお供をゲットしてご機嫌の様子。こだわりがあるからこそ、そしてこんな変わったお客までもを受け止められる懐深いパーラー栄さん。
ありがとうございました。

お次はゆうゆうロードへ、八百屋のふくみさんをめざしつつ。
ナイトバザールが開かれていたのでそれも楽しみつつ散策。

この日は、サンバカーニバルの日だったのでドンチャカとドラムが商店街のあちらこちらで賑やかに鳴り響いていました。浮かれ気分の街の中で、人混みをかき分けながらお買い物を進めていきます。

ちゃっかり、バトーさんのフローズンやアポロンズゴールドさんのカフェラテを買って美味しくいただきました。5月ではあるものの夏の始まりのような陽気だったので、冷たい飲み物が染み渡ります。

次のお店を目指す道すがら、こどものお小遣い価格で素敵な似顔絵を描いてくださる紳士が。ということで、お買い物チームと似顔絵チームとで別れしばし似顔絵を描いていただきました。味わい深い筆とペンの動きにため息を漏らす2人。

そこへ、旧江古田市場のお豆屋さん店主、南部さんが登場。
久しぶりの再会に、江古田の移り変わりや南部さんご自身の最近のご様子など立ち話に花が咲く二人。「すっかり変わった」と零す南部さん。
商店街のベンチに腰掛けて子供を見守る南部さんの姿をふと思い出しました。

ところ変わって、江古田駅南口方面へ。
おしどり跡地に立ったセブンイレブンでモツ煮を購入。
おしどりのモツ煮定食を再現しようと試みる、谷さん。学生の宴会もできるくらいの広さだったので、コンビニにしては立派な広さ。
二階のイートインコーナーでいつか宴会をしてみたいです。
白熱灯からLEDへ。とっても明るくなりました。

その後は、ベトナム料理のひょうたんさん、焼き鳥屋さんでお惣菜をテイクアウトして、いざお料理。

ごはん会がはじまりました。
今回は、一人暮らしの人がお買い物し始める頃の時間からのお買い物。
出来合いの食事から、簡単なスープまで。
せわしなく移り変わる江古田での単身サバイバルごはんをテーマにお送りしました。とはいえ、人が集まって食べるので、量は大盛りです。

枝豆のミルク味噌スープ。ベーコンの出しが効いていて大変好評でした。

私たちは2014年から江古田をベースに活動してきて、あの頃の景色を一番覚えているからこそ、そこを出発点に移り変わりを比較してしまいます。
けれど、この街で日々の暮らしを送る人はそんな移り変わりを受け入れながら、受け流しながら過ごしているのかもしれません。
大きな歴史から見れば、普遍的なこと?
だんだんと加速しているのではないでしょうか。
減速装置はどこにあるのでしょう。どうすれば作れるのでしょう。
人と食卓を囲みながらそんなことをあれこれと考える夜でした。


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