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神輿と奉納

江古田の北口の方は氷川神社の氏子さん。
お世話になった江古田市場も三部小若でした。
久しぶりに奉納しに行ったら、なんだか注いできなさいと言われて、500のビール缶を飲み干して、少しだけ担がせてもらった。

この日のために気を遣うんだよなんて、おやっさんは言ってた。
でも、そうやって今でも兄貴と頼られて、懐かれると満更でもなさそうにビールを飲んでた。
味がわかんねーって言いながら、いつもより饒舌。
引退しても、こればっかりはやめられないんだって。

来年は最後まで担ごう。
みんな、この日のために練習して準備して。
お祭り騒ぎが好きみたい。
この日ばかりは誰が誰でも構わなくって、元気があればそれでいい。元気が無くても神輿が魂振りしてくれるから大丈夫。引退した人もみんなみんな、それぞれの関わり方で神輿を担いでた。
私もそばで合いの手打ちながら担いでた。

町は目まぐるしく変わるけど、きっとしばらくこの日だけはゆっくりと渦巻いて、町と人を繋げて伸ばして絡まって未来に続いて行くのかな。

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