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ジャニオタ腐女子の婚活⑧

では、前回からの続きです。
結婚相談所に入会し、申しこみがあれば誰にでも会う数打ちゃ当たる方式で、時にストレス血便にみまわれながらも婚活に明け暮れた私は、婚活パーティーでようやくいい人に出会え喜んだのも束の間
その方の家が先祖代々続く旧家だと分かり

「あんたなんかに旧家の嫁が務まるわけないでしょ!」と母に反対されます。

そこで迷いに迷った末、私は、大好きで大尊敬する先輩がかつてお世話になった、有名な占い師の元へ行くことにしました。

お値段は一回10000円。相場を知らないので、この値段をどう感じるのかは人それぞれだと思いますが、正直私は、一生を左右する事をみてもらうなら安いくらいだと、全然高く感じませんでした。

ただ、本格的な占い師さんに見てもらうなんて初めてだったので、一体どんな風貌なのか、何を言われてしまうのか、行きの道中ずっとドキドキしていたのを覚えています。しかし、実際会ったらすごく気の良さそうな普通のおじさんで、ホッとしました。

その占い師さんが使っているのは四柱推命という占いで、うろ覚えですが、確か私と彼の生年月日を紙に書かされて、その後特に私は何も喋らず、占い師の方が生年月日見てぶつぶつ言いながら何か紙に書いていくんですよ(TVなどでよく見かける無駄に大きい水晶とかありましたが玄関に飾ってあるだけで使ってなかったです)
その様子を見つめ、緊張の面持ちで待っていた私に、占い師さんは言いました。

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