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ジャニオタ腐女子の婚活⑤

続きです。
色々あって、年齢や周りに追い立てられているような強迫観念にかられた私は、真剣に結婚相手を探すため、推し活は続けながらも結婚相談所に入る決意をしました。
今思えば29なんて若者なんですが、うちは両親が結婚しないと許さん!タイプだったのと、私自身の焦りがついに一致した感じです。

さて、ピアノ講師はとにかく出会いがないため、20代のうちに入って結婚した先生の話しも二人ばかり聞いていたので、相談所に入る敷居は私にとって低かったものの、ひとえに結婚相談所といっても色々あります。

私が話しを聞いたところは、仲人さんが至れり尽くせり相談に乗ってくれる、本気で結婚したい方々だけが入るところだったのですが、そういうところって、入会金も月々の月会費も、ものすごく高いんですよ。

今なら月々2000円くらいで入れるマッチングアプリなる便利なものがあるらしいですが、15年前はそんなものなかったですからね。

なので私は、もう少しお手頃価格な某大手結婚相談所入りました。それでも入会金100000円、月会費10000はしたので、安月給な私にとってはかなりの出費でした。

そこではまず最初婚活シートに、相手に対する希望年収、年齢、身長、体重、趣味など色々書き(もちろん自身のも書きます)
良さげに写った写真、大学卒業証書、給料証明書などのコピーを提出すれば登録完了。

その後、相談所に出向きパソコンを開きますと、こちらが希望した条件に即した男性達を閲覧できるようになります。会いたい思う人がいたら、パソコン上でお見合いを申し込み、実際に会うまでは相談所が仲介してくれて、会った後は全て本人達同士にお任せというシステムでした。

私も入会して最初のうちは、年収やら見た目やら選り好みしていて、折角申し込んでもらっても、写真見に行って好みじゃなかったら会わずに断ったりしていたのですが

色々な人に会ってるうちに、見た目好みで経済力あっても、一緒に生活してくなら性格合わないと意味ないなという事に気づきまして

そこで、とりあえず見た目は二の次でいいや、わざわざ相談所に写真見に行くのも面倒だしと(今は携帯で見れるみたいですが、私達の時代は相談所まで行かないと見れなかったんですよね)申し込まれたら写真は見ずに、誰にでも会う方針に変えていきます。

この方針転換は、私自身の考えもありますが
実は私、29歳から30代前半の第二次結婚ブームが訪れた時、自分と同じくピアノ講師で結婚した先輩先生方に、一体どのようにして夫と出会ったのかリサーチしていったんです。その中の一人の先生の言葉が私の中で印象に残りました。

その先生は結婚相談所には入ってなかったんですが、婚活パーティー、街コン(市町村が開催している合コンです)、友達の紹介と、沢山行動していて

ふられたりダメになったりなんて全然何度もあったよ。でも私達みたいに出会いがない職種は、とにかく色々な人に会ってみないと、そう簡単に結婚相手には出会えないじゃんと言われて、確かに!と思ったんですよね。

腰を痛めてたまたま行った整骨院の先生とか、更に音楽の勉学に励むために行った短期留学先でとか、出会いを求めたわけじゃないのに運命的な出会いをした先生方もいましたが、そんなの待ってたって、誰もが出会えるとは限らないじゃないですか。

だったら私の場合、とにかく自ら行動するしかない!と数打ちゃ当たる方式で、申し込まれたら誰でも会い、出会いの場にも出向きまくるようになるわけです

ちなみに今から言っときますが、数打ちゃ当たる方式は、相当肉体的にも精神的にも疲れたのでお勧めしません😅

自分の場合、30までは推し活も地方遠征したり結構全力でやっていて

なんだかたまに、推しがカッコよすぎて理想高くなるとか、結婚できないという話も聞いたこともあるのですが、腐女子だったせいかそこはあまり気にならなかったんですよね。

正直腐女子や女性としてのキャー😍というときめきは推し達で十分満たされていたので、結婚相手には普通の見た目、安定した収入、できたら公務員で女遊び激しくない真面目で堅実な男!を求めていたわけです。

ただね、オタ活はとにかく楽しい!癒しっ!て感じでしたが(まあKAT-TUN・仁亀ファンだったので、後にとんでもない辛さも経験するんですけどね)

婚活は私にとって、他人様(男)と仲を深め付き合うとはどういうことなのか学ぶ、長く苦しい修行みたいな感じでした😅

そんなわけて、次回はその中で、特に印象に残った方、血便が出るほどストレスになった経験などを語っていきたいと思います。

https://note.com/yuian/n/n56e07b952ffc


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