自分の感情や感覚を否定してませんか?

嫌なものは嫌、好きなものは好き

マイナス感情や感覚は発生したそのときに解放してしまわずに心の奥底に押し込めてしまうと冷凍保存されたトラウマ記憶(心の傷)となり潜在意識のスキーマ(思い込み)となって私たちを苦しめます。

過去に囚われたままのトラウマ記憶に目を向けて、ケアをしてあげない限りスキーマから解放される事は難しいのです。

例えば、職場に苦手な上司がいて、でも他の人は平気で付き合っているとしましょう。そんなとき、傷つきやすく、自己肯定感の弱い人は「苦手だと感じる私がおかしいのかな?」「うまくやっていけない自分はなんてダメな人間なんだろう」と思いがちです

ですが「あなたが苦手だと感じたのならその感情や感覚こそが紛れもない真実」です。「みんなは平気でも自分はあの人は苦手だわ」と素直に受け入れて下さい。

思考も感情も感覚も一本戦の両極に分けて二元的に考えるのではなくメビウスの輪や陰陽太極図やトーラス形の表裏一体などのように循環する円環として一次元に考える事で行き詰まった悩み、苦しみから離れる事ができます。表と裏、陰と陽、正と負が一体となって同時に働きながら成り立っているのが生命の原理なのです。

潜在的な感情や感覚は否定すると増大し、承認すると鎮静化します。「そうだね、大丈夫だよ」と否定せず受け入れる事が感情に振り回されないコツになります。

「最後に」

今回のまとめのポイントです

1 感情や感覚に「良い」「悪い」のジャッジをせず、ただ認める

2 過去に囚われたままの思い込みがないか心に目を向ける

3 物事を直線的にではなく循環する輪として考える

の以上の3つです

人間「好きなものは好き」「嫌いなものは嫌い」は必ず有るんです。だから「自分の苦手な事」が存在しているからと言って「自分は何てダメな人間なんだ」って自分を責める必要は無いんです、自分を否定せずに受け入れてあげて下さい。

はいっ、お疲れ様です。今回もわざわざ閲覧しに来てくれてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?