ユイ

関西 l 社会人

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【読書感想文】レシート探訪/藤沢あかり

ーレシートは、その人の大切にしたいものを教えてくれる 藤沢あかり著『レシート探訪 1枚にみる小さな生活史』を読んだ。 レシートをのぞいたらその人の暮らしが分かるかもしれない、という著者のアイデアから始まった企画をまとめた本。 26人のレシートとそれにまつわる話から「食卓」「家族」「好き」「仕事」「未来」など様々なことに思いを巡らせる。 私がこの本を買ったレシートには、新刊本2冊が印字されている。 一人暮らしをしている近くの個人書店で購入。 この本屋さんは興味深い本が並んで

    • 【読書中感想文】自分のために料理を作る/山口祐加(目的編)

      ―自炊の目的が決まると、自然とやらなくていいことも決まってきます 前回、前々回と「料理」の問題点について考えました。 私の中で料理へのハードルが低くなってきたように思います。 では実践!…の前に、「自炊に求めるものは何か」を最後に考えていきます。 当書では自炊の目的の具体例7つと、それぞれの例で意識すること/しなくて良いことが書いてあります。 ほほぉ~ 食材の選び方、参考にするレシピ、料理に対する姿勢など…目的でこんなにも違ってくるのか! もちろん、どれが正解とか、必ず

      • 【読書中感想文】自分のために料理を作る/山口祐加(楽しさ編)

        ー料理をする意味は「そのプロセスを感じること」にあると思っています 前回は、なぜ料理は「億劫」なのかについて考えました。 今回は 料理の「楽しさ」に注目していきます。 著者の山口さんは、料理を楽しむのに必要なのは「楽しみ方のコツ」だと言及しています。 むむむっ。 料理は五感をフル稼働させなければならない高尚な行為だ、と思い込んでいました…。 そうか、そうですよね、料理ができるまでの過程で何を楽しむかは自由ですよね。 当たり前のことなんだけれど、勝手にハードルを上げていた

        • 【読書中感想文】自分のために料理を作る/山口祐加(億劫編)

          ―料理は複雑で、高度な家事スキルです 「料理」 ・作るものを考える ・買い出しをする ・整理をしながら冷蔵庫に入れる ・調理をする ・片づける ・残った材料を後日の料理で使い切る ひぃ~ 「料理」と一口に言ってもこんなにも要素が含まれているんですね。 著者の山口さんは、このように複雑すぎるがゆえに、何かのきっかけに料理が苦手だと思ってしまうと「なぜ苦手なのか」を考える余地がないと指摘されています。 ふむふむ。料理が苦手=「つくること」が苦手 ではないですよね。 確かに

        【読書感想文】レシート探訪/藤沢あかり

        • 【読書中感想文】自分のために料理を作る/山口祐加(目的編)

        • 【読書中感想文】自分のために料理を作る/山口祐加(楽しさ編)

        • 【読書中感想文】自分のために料理を作る/山口祐加(億劫編)

          2024年、こんな年にしたいかも。

          年が明けて早くも1ヶ月が経とうとしています。 遅ればせながら、「2024年はこんな年にしたいかも。」ということを発見しました。 私は、4月から新社会人になります。 初めてのことだらけで忙しない日々を送ることになるでしょう。 何を経験し、感じ、考えたのかを純度の高い状態で保存したいなぁという気持ちに至りました。 そこで、今年の漢字は「記」にしました! 具体的には以下の3つのツールを使用したいと思います。 1.日記帳 藤原しおりさんからの影響。 その日あった出来事と、そ

          2024年、こんな年にしたいかも。

          1月27日はエッセイ記念日

          —エッセイを書くということは、日々を過ごすなかで「いちいち」考えるということです。自分や他者、できごとやものごとを流し見しない。足をぐっと踏みしめて、立ち止まる 近頃。 この味、この言葉、この風景、この経験を残しておきたいという気持ちが大きくなっている。 2年前から「日記」を綴っている。 私の「日記」は出来事しか書き留めていない。 誰かに見られたら恥ずかしいという気持ちからだろう。いや、いちばん見られたくないのは将来の自分だった。 このことを言い訳に感情を書き残してお

          1月27日はエッセイ記念日