空っぽ
自分は空っぽな人間だ、とつくづく思う
隙間を埋めようとすればするほど何で満たしたいのか分からなくなる
無理やり作り上げたそれは全て虚構 虚像だ
今は 全部夢物語だ
束の間の幸せから少しでも油断をしたら醒めてしまう
醒めたら終わりだ
楽しいのに苦しい
楽しさに幸せを見出す自分は未だに慣れない
不幸であり続けなければ自分がどんどん空っぽになっていく気がする
私は沢山頑張ったんだから、もう幸せになっていいよね?
そう乞う自分が常に目の前にいる
君が幸せそうに振舞ってるのを見てると恥ずかしいよ
所詮その程度の空っぽな人間なんだね、失望した
自分の鏡のようなあの人がそう思うのが目に見える
全てに均衡を保っていたい
だけど選択しなければならない
難しいことばかりだ
だから今は 難しいことは後で考えようと先延ばしにしている
いつか向き合わなければならないことに怯えながら
空っぽにしていなければまだ生き続けられないと言い訳をして
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