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【AppSheet】Automation機能、基本のき

今回は、Automation機能を使うにあたって最初に理解しておきたい
・用語
・どんなことができるのか
の概要についてまとめてきました。

これからAutomationを使ってみたいけど、何かからやったら良い!?
と思っている人は、ぜひこちらの記事から読んでみてください。

Automation機能とは?

まずは、そもそもの大前提。
Automation機能って何?ってところから説明します。

Automation機能は、
いくつかの動きを組み合わせて処理を自動実行できる機能です。


IT界隈では、いろんなところでオートメーションという言葉を聞くので、ご存じの方はそれと一緒と思っていただければ。

ただし、AppSheetの場合は有料プランのみ利用可能!

ボットの中身を分解して、一言で表してみる

ボットは何で構成される?

Appsheetでは、
Atomation機能を作る = ボットをつくる
ということだと理解してもらえばOKです。

このボットが、何によって構成されているのかをまとめてみました。
ずばり、図に表すとこんな感じ。

ボット = イベント + プロセス

プロセス = 複数ステップ
ステップ = 複数タスク 

ボットと、その構成要素を一言で理解する

  1. ボット
    → AppSheetに実行させたい自動化を定義したもの
    ※ボットはクラウド上で実行。アプリを利用していなくても動く。

  2. イベント
    → ボットを動かすときのトリガー。
      ①データが変更されたとき ②日時指定 のどちらか

  3. プロセス
    → 自動化したい一連のステップ・タスクが定義されたもの

  4. ステップ
    → プロセスを構成するもので、タスクを実行する塊

  5. タスク
    → 最小単位の動き。具体的に、どんなことをするのか定義している
      EX)値を更新、メール送付、条件分岐等・・・

動きの根幹のタスク、種類をまとめて分類してみる

現在提供されている機能は下記の通り。
ざっくりと3つの系統があるようです。

  1. 通知系機能
    メールの送信
    通知の送信
    SMSメッセージの送信
    チャットメッセージの送信

  2. 外部連携(webhook)系機能
    ウェブフック(他のアプリ)を呼び出す
    スクリプトを呼び出す

  3. ファイル作成系機能
    ファイルの作成と保存

※データの変更もある意味タスクの一つですが、ステップの段階で別になっているのでここでは省きます。

大きな処理の方針を決める、ステップの種類一覧

ステップの種類は下記の6つ。
これらを1つ以上組み合わせていき、自動化をすることができます。

  1. タスクの実行
    → 上記で記載したタスクを実行する

  2. データアクションの実行
    → 行の追加・削除、値の設定、アクション実行(行、複数アクション)などを行う。

  3. 条件分岐
    → 条件によってステップを分ける

  4. 待機
    → 一定時間処理を止める
      (データの更新や、タイムアウトを待てる)

  5. プロセスの呼び出し
    → アプリ内の別プロセスを呼び出し
      (処理の共通化ができる)

  6. 値を返す
    → 親子のプロセスを作ったときなど、戻り値を返してそれをもとに処理できる



いかがだったでしょうか。
1つ1つの内容は出来る限りシンプルにしましたが、たくさん覚えることがあり混乱してしまいそうですよね。
Automation機能を触りながら、分からなくなったときにはぜひこの記事に戻ってきてください。


いかがでしょうか。
最近は、AppSheetの勉強を頑張っています。
こちらに記事をまとめているので、ぜひ他の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。同志募集中!


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