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子どもは苦手です

子どもの頃から「私は子どもが欲しくない(産みたくない)」と思い込んでいました。
大人になってもそこは頑として譲らない人になったと思われます。
一時的に結婚していた時期も、必ず避妊していましたし、その後も再婚はしませんでした。
自分が成長していないのに、子どもを産み育てるのは不可能だとわかっていたからです。
万が一、妊娠出産したら、最悪の結果になってしまったかもしれない。
子どもの命や自分の命に関わる問題になった可能性があります。

それにしてもなぜこんなにも子どもが嫌なのか。
(カトリック的には問題ありますが、私がカトリックに移ったのは閉経後の数年前なので、そこは許してください)
突き詰めて考えると、やはり子どもさんが好きではないから、としか考えられないのです。
子ども好きではないととても嫌な人だと思われそうですが、そう思われても仕方ないです。
それくらい私は未熟な者です。
きちんと成長していないと思います。
実際メンタルにも著しい障害を抱えていますし、子どもさんを可愛いと感じるゆとりがないのです。
ひどい人間だと思います。
(親戚や知り合いの子どもさんはそれなりに可愛いです)

子ども嫌いの罪悪感をそろそろ捨てたいです。
世の中にはいろいろな人がいて当然です。
子ども好きもいれば、子ども嫌いもいます。
全ての人が子ども好き、なんて社会は、ただのユートピアだと思うのです。
子どもさんのことが好きな人やミッションを感じる人が、子どもさんのケアをしてほしい。
私のような子ども嫌い(苦手)は、大人しく別の場所で別の奉仕をするのがいいと感じます。

これはプロテスタント教会で教会学校の先生をしていた頃に実感しました。
私には子どもさんの相手は不可能だと。
たくさんの子どもさんを傷つけたかもしれません。
本当にごめんなさい、と思っています。今でも。

だからこそ私は子どもを産まなくて良かった。
子どもを不幸にしなくて良かった。
自分の面倒を見るだけで精一杯の私です。
子育てできる人は尊敬します。

ひどい人間でごめんなさい。
誰もが子ども好きなわけではないのです。