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コロナ

次の受診は、3ヶ月後の8月を予定していた。

その間、しこりは明らかに大きくなっていた。

身近な人にも、
「早く切ってほしい。100%大丈夫は無いんだから」
そう言われていた。

だから、病院のどこかで乳腺の先生に会ったら、

「もう、切って欲しい」

そう言おうと決めていた。

だけど、残念ながら先生に会うことはなかった。
同じ病院内で働いてるのに科が違うとこうも会わないものなのね。

さらにはちょうどコロナの波がきていて、それに乗るようにコロナに罹患した。
少し前に8月の生理がきたところだった。

オワター*\(^o^)/*

待ちに待った3ヶ月後の受診のタイミングも逃したのだ。

乳腺が張っているとマンモグラフィもエコーも正しく評価できないと言われるので、乳腺外来の診察は生理後が適している。

せっかく時間を割いて受診したのに

「よく分からないからまた受診して」

これを言われたら時間もお金もムダにしたとテンションが下がってしまうので、仕方なしに1ヶ月後の9月の生理後に受診することにした。

受診が伸びたことでコロナを恨んだ。

良性って言われたのになぜ血流があるのか、なぜ大きくなるのか、気づくとそんな事をモンモンと考える自分がいた。


今から思えば、先生に会ったら、なんて願掛けみたいなことせずに、
「早く切りたいです」そう言って受診すれば良いだけの話だったのになって思う。
けど、今となっては、ですね。

言いたいこと、自分の思いやモヤモヤはしっかり伝えないと後悔する。
今では良い教訓になってます。

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