1人で飲むのがクソ楽しい

昨日は適当に空いている人を呼んで集まる忘年会だった。社会不適合者の私は暇なので待ち合わせ時間より10分早く着いて、先に居酒屋に入店した。

少し迷ったけどとりあえず1人で飲み始めることにして、その他の社会適合者の皆さんは仕事の帰りのため少し遅れる連絡をチラホラもらったので 軟骨唐揚げも注文した。

みんな案外遅れてきて30分くらいは1人だったのだけど、たまたま持っていた村上春樹春樹氏のエッセイを読みながらお酒を飲むとこれがめちゃくちゃ楽しい。

何が楽しいのかよくわからんけど、居酒屋の薄暗さと家では食べられない軟骨唐揚げの美味しさと 今1人で居酒屋で飲んでいるんだぞみたいな心持ちが、  ただ村上春樹のエッセイを読んでいる時とは全く違う楽しさを演出してくれた。

本当は日本酒が好きなので日本酒を飲みたかったのだけど  、品揃えがない見せだったので仕方なくハイボールを飲んだ。基本的に甘くないお酒はなんでも好きなので、全然良いのだが。唐揚げ、ハイボール、村上春樹、このループが止まらない、大学生とか若い人たちも来るような居酒屋で村上春樹のエッセイを読みながら1人でハイボールをすする女もどうかと思うのだけど、それはそれでとても楽しかった。

村上春樹のエッセイは村上朝日堂シリーズが特に好きで、安西水丸さんの力の抜けたシュールなイラストが、文体にぴったりなんだよね。

後からみんなが着いた時には もうちょっと、1人で飲んでいたかったなみたいな気分になりました。少し味をしめたので、どこかの居酒屋にフラッと飲みに行ってみようかと思います。


#日常

 

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