「ありがとう」がどうしても言えなかった

昨日、wowakaさんの追悼会に行ってきました。


併設されてた写真展で並んでるwowakaさんは
声が聞こえてきそうなくらい生きてたし、
シノダさん、イガラシさん、ゆーまおさんもいて
「今日も４人でライブするんじゃないの。きっとそうだ」と思うくらい
生き生きしてたし、かっこよかった。

でも、告知通り献花できる場所も設けられていてwowakaさんが
やっぱり亡くなった事実がここにもあった。

献花のとき本当なら、
「今までありがとう。」って言うのがよかったんだろうと思う。
ライブハウスの正面にもそう掲げてたし。
でも、それを言ってしまうとどうしてもwowakaさんの
もうどうしようもないので、「もっとここでやりたいことあったんじゃないんですか。なんで今なんですか」って涙をぼろぼろこぼしながら訴えた。
なによりも、ポラリスで「ひとりきりでも続く生」って歌ってた
wowakaさんが、なんで今あの世へ行かなくちゃいけなかったんだろう、
そんな必要どこにもないのに、と悲しくて堪らなかった。
本当、ただの1ファンが何言ってんだって感じだけど。

ほぼ時間通りに追悼会が始まり、
スクリーンにはいつものように演奏する４人がいた。
そのあと、wowakaさんのギターと一緒にシノダさん、イガラシさん、
ゆーまおさんがステージの上に立った。
追悼会という名のライブが始まった。
３人はヒトリエであるためにめちゃくちゃしんどい中も
この日のために、未来のために前に進んできたのかと思うと
うじうじしてる時間なんてないことを突きつけられた気がした。
あのめちゃくちゃ早口なポラリスやアンノウンマザーグーズを
歌い切るシノダさんを見て鳥肌立ったし、ゆーまおさんのコーラスも
めちゃくちゃ綺麗だし、イガラシさんも踊るマネキン、唄う阿呆で歌う姿が
かっこよかったし綺麗だった。
もう４人じゃなかったけど、ヒトリエのライブだった。

やっぱりまだまだ「なんで死んじゃったんですか」という
どうしようもない問いの答えは見つからないけど
はやく「ありがとう」が口にできるように生きなくちゃなぁと思う。