心と体の性別
私が自分を可哀想だと思うようになったのは、幼い頃から
私は幼い頃、病気が酷くて入退院を繰り返し大変だったらしい
今でも覚えているのは3歳くらいの時、病気が理由でおじいちゃんに意地悪をされたことだ。ひとつ上のお姉ちゃんはお菓子を貰えたのに、私は貰えなかった。結構今でも根に持ってるよ。おじいちゃんもそん時病気だったらしいから、今考えたらしょうがないかもね。
そういうこともあり、自分のことを可哀想な奴だって思うようになってしまった
自分のことが1番嫌いな時期は、中学生の時
体が女性になってきて、自分の体が気持ち悪かった。男の人になりたかった。何で女の身体に産まれてきたんだろうって何回も思ったし、部活で髪の毛を短髪にしてからしっくりくるようになった
男の人になりたいって思ったし、髪も服も男の人によせた。でも体は女だったから違和感があったし、バランス悪いなって思っていた。男にも女にもなれない、中途半端で気持ち悪いやつだって自分のことを思ってたし、どこにも居場所がない気がして自分が嫌いだった
高校に入って髪は少し伸びたけど、髪の毛伸ばさないの?とか伸ばしたらもっと可愛いのにとか、そういう言葉がうっとおしかった。なんもわからんくせに、なんも知らんくせに、女の人は髪が長いとか、誰が決めたと?って思いよったし、女の子らしい服きたらいいやんとか、そもそも女の人らしいって何?って思いよった。女の人だから化粧せやんとか、男の人が化粧してたらおかしいとかそんなん誰が決めたと?ってずっと違和感だった。
男とか女っていうくくりが嫌で、中性になりたい時期もあった。どちらでもないって。性別を記入する時はやっぱり迷ってしまう。
最近変わったことは、日によって男の人を意識する時もあるし、女の人、中性を意識する日も出てくるようになったこと
だから、自分の性別とか何でもいいやって思えるようになった。服も髪もメイクも、自分に合ってればいいやって思えるようになってちょっとだけ楽になった
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?